【UFC192】計量終了、コーミエー「スウェーデンに戻りモデルになれ」。ヘンドリックスは欠場
2日(金・現地時間)、明日3日(土・同)にテキサス州ヒューストンのトヨタセンターで開催されるUFC 192「Cormier vs Gustafsson」の公開計量が行われた。
メインでUFC世界ライトヘビー級のベルトを掛けて戦う王者ダニエル・コーミエー&挑戦者アレクサンダー・グスタフソンは、ともに問題なく計量をパス。ステアダウンでは握手をかわし、額がつくほどの距離で向かい合った両者、当然のようにその伸長差はかなりのモノだった。
「ヒューストンの皆、明日は新しいチャンプを見ることになる」とグスタフソンが語れば、目がくぼんでいるようにも見えるコーミエーは「これまでで一番の減量だった」と言い、続けて「明日でアレックスのファイター寿命は終わる。スウェーデンに戻ってモデルになればいい。その機会を明日、与えてやるよ」と一気にまくし立てた。
なお、ライト級でセイジ・ノースカットと対戦するフランシスコ・トレビノが5ポンド・オーバーで計量失敗、キャッチウェイト戦に臨むこととなった。さらに計量前に発表されたのが、セミで組まれていたジョニー・ヘンドリックス×タイロン・ウッドリー戦の消滅。減量中にヘンドリックスが倒れ、腎臓結石と腸閉塞で救命救急室に運ばれたとのこと。ファイターの間では普段の体重が重すぎるという指摘もあったヘンドリックスだが、ついにこのような事態を引き起こすこととなってしまった。今は無事の回復を願うのみだ。
■ UFC 192 計量結果
<UFC世界ライトヘビー級/5分5R>
[王者] ダニエル・コーミエー:205ポンド(92.99キロ)
[挑戦者] アレクサンダー・グスタフソン:204ポンド(92.53キロ)
<ライトヘビー級/5分3R>
ライアン・ベイダー:206ポンド(93.44キロ)
ラシャド・エヴァンス:205ポンド(92.99キロ)
<ヘビー級/5分3R>
ショーン・ジョーダン:265ポンド(120.20キロ)
ルスラン・マゴメドフ:236ポンド(107.05キロ)
<フライ級/5分3R>
ジョセフ・ベナビデス:126ポンド(57.15キロ)
アリ・バガウティノフ:125ポンド(56.70キロ)
<女子バンタム級/5分3R>
ジェシカ・アイ:136ポンド(61.69キロ)
ジュリアナ・ペニャ:135ポンド(61.24キロ)
<フェザー級/5分3R>
ジャイー・ロドリゲス:145ポンド(65.77キロ)
ダン・フッカー:146ポンド(66.23キロ)
<ウェルター級/5分3R>
アラン・ジョバーン:170ポンド(77.11キロ)
アルベルト・トメノフ:170ポンド(77.11キロ)
<ライト級/5分3R>
イスラン・マカチェフ:156ポンド(70.76キロ)
アドリアーノ・マルティンス:156ポンド(70.76キロ)
<女子ストロー級/5分3R>
ローズ・ナマジュナス:115ポンド(52.16キロ)
アンジェラ・ヒル:115ポンド(52.16キロ)
<ライト級/5分3R>
フランシスコ・トレビノ:160ポンド(72.58キロ)
セイジ・ノースカット:156ポンド(70.76キロ)
<フライ級/5分3R>
クリス・カリアソ:126ポンド(57.15キロ)
セルジオ・ペティス:126ポンド(57.15キロ)
<ヘビー級/5分3R>
デリック・ルイス:265ポンド(120.20キロ)
ビクトー・ペスタ:237ポンド(107.50キロ)