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【Polaris02】英国産サブオンリー大会でトノン×今成など、好カードずらり

Garry Tonon【写真】トノン×今成を始め、今回も見どころタップリの英国産のサブオンリーの祭典だ(C)Polaris

12日(土・現地時間)、英国はウェールズの首都カーディスはセントデイビッズ・ホールで欧州発ノーポイント、サブオンリーのプロフェッショナル・グラップリング大会Polaris02が開催される。

今年1月の第1回大会ではキーナン・コーネリアス×ディーン・リスターのリマッチや、ゲイリー・トノン×マーチン・ヘルドのグラップラー×MMAファイターの足関対決、さらにマイク・ファウラー×エドゥアルド・テレスのレジェンド対決など好カードを提供した同大会。

今回も女子マッチも含め、前回を踏襲したようなバラエティに富んだカードが揃い、しかも日本人選手が絡むこととなった。メインはノーギでトノンが今成正和と、ズバリ足関マスター対決に挑む。サブミッションの実績ではトノンの方が上、かつ技の引き出しも多いが、今成も茶帯でムンジアルにチャレンジした過去を持つ。三角絞めなども得意とする今成だが、やはり勝機は足関節。体格差もあるだけに、トノンがリスクを避ける可能性もあるが、ここは足関十段と矜持ある足関勝負に挑んでほしいものだ。

もう一人、日本から出場する中村大輔はズバリ、レジェンド枠だ。しかも対戦相手はヴィトー・シャオリン・ヒベイロ。シャオリンは1999年のVTJで中井祐樹とシークレット柔術マッチを披露した――いってみればプロ柔術家のパイオニアだ。レヴィ級とメジオ級でムンジアルを通算3度に渡り制覇したシャオリンと、いち早くアダルトから撤退を決意し、自らの道を歩む中村がどのように戦うことができるか。

またシャオリンのノヴァの盟友ホビーニョが、バレット・ヨシダと戦う一戦もオールド柔術ファンには涙モノのマッチアップだ。
グレイシーバッハ所属のレスリング出身正統派柔術家AJ・アガザームや、新足関キングことEBI優勝のエディ・カミングス、モダン柔術のジャンニ・グリッポとADCCで世界を極まることができなかったニューウェイブの仕切り直しの一戦も注目だ。

■ Polaris 02対戦カード

<ノーギ/15分1R>
ゲイリー・トノン (米国)
今成正和(日本)

<道着/15分1R>
ミッシェル・ニコリニ(ブラジル)
ギザリー・マツダ(ブラジル)

<ノーギ/15分1R>
AJ・アガザーム(米国)
ダニエル・ストラウス(米国)

<ノーギ/15分1R>
エディ・カミングス(米国)
レイリー・ボディコム(米国)

<道着/15分1R>
ヴィトー・シャオリン・ヒベイロ(ブラジル)
中村大輔(日本)

<道着/15分1R>
ホブソン・モウラ(ブラジル)
バレット・ヨシダ(米国)

<ノーギ/15分1R>
トム・バーロウ(英国)
ジャンニ・グリッポ(米国)

<道着/15分1R>
ペドロ・ベッサ(英国)
ルカ・アナコレタ(イタリア)

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