【DEEP JEWELS09】新バンタム級王者キム・ジヨン 「世界を舞台に、強い選手と戦いたい」
【写真】11月のUFC韓国大会出場を熱望するキム・ジヨン(C)MMAPLANET
8月29日、DEEP JEWELS09 で端貴代を破り、DEEP JEWELSバンタム級王座に就いたキム・ジヨン。涙のマイクも印象深い、新チェンピオンに大会終了直後、喜びの声を訊いた。
──おめでとうございます。
「ありがとうございます(微笑)。あんなにたくさんマイクで話してしまって、嬉しさで気持ちがコントロールできなかったです」
──改めてチャンピオンになってどのような気持ちですか。
「タイトルを取りたくて、本当にしっかりと準備をしてきました。そして、その成果もあってベルトを巻くことができて本当に嬉しいです」
──初回、サウスポーに構えたのは作戦だったのですか。
「普段からオーソドックスでも、サウスポーでも戦えるように練習してきました。試合が始まると、端選手があまり打撃で戦うような風に見えなかったので、惑わせて打撃戦に彼女を引き入れるためにサウスポーで構えました」
──サウスポーの時は左ストレートが効果的で、オーソの時は右フックが力強かったです。
「それが作戦でした。左の拳は腫れてしまったのですが、力強いパンチを打つことができたと思います」
──3Rはやや疲れたように見えたのですが、スタミナは問題なかったですか。
「ROAD FCでは2R制だったので、3Rと戦ったのは初めてでした。ただ、スタミナは全く問題なかったです。そのつもりで練習してきたので、最後まで動くことができました。端選手は1Rから息が荒くなっていたので、逆に私は元気づきました」
──タイムアップになった時、判定はどうなると思っていましたか。
「絶対に私が勝ったと思っていました。皆そうだと思いますが、本当は一本勝ちかKO勝ちをしたかったです。判定になってしまったのですが、試合が終わった時は必ず勝ったと確信していました」
──JEWELSのベルトは日本で一番の女子MMAのベルトです。今後の目標を教えてください。
「実は去年の8月にGladiatorでもベルトを巻いています。だから日本で2つ目のベルトを巻くことができました。今後はアジアではなく世界を舞台に、強い選手と戦いたいです。これまであまり目立っていなかったですが、これからに注目してほしいです」