【UFC95】PFC王者コッブ、UFCデビューも完敗
■第5試合ライト級/5分3R
テリー・エティン(英国)
Def.2R10秒/TKO
ブライアン・コッブ(米国)
【写真】PFC王者コッブの野望を砕いたエティンの左ハイ。2R開始後、数秒での一撃だった (C) ZUFFA
いきなり左ハイを見舞ったエティンだが、これは空振り。エティンの蹴り足を掴んでテイクダウンを狙いたいコッブは、思い切りローキックを受けるも、次のミドルをキャッチしてテイクダウンを奪う。
ガードから腕十字を狙うエティンだったが、腕を引き抜いたコッブがトップをキープ。だが、有効なパウンドを落とせないコッブに、ここでレフェリーがブレイクを命じ、試合はスタンドへ。右ハイから右ロー、水を得た魚のようにスピーディなだ打撃を繰り出すエティンは、パンチからハイを放っていく。
またしてもテイクダウを奪ったコッブは、ボディへコツコツとパンチを落とすが、しっかりとベースを作ることができない。再びレフェリーのブレイクで、試合がスタンドへ戻ると、ここでエティンの右ローでコッブの体が二度に渡り流れる。ラウンド終了間際はグラウンドでトップを奪ったエティンだが、すぐさま立ち上がり1Rが終了した。
ユライア・フェイバーがセコンドについたコッブだったが、2R開始早々にローから左ハイを受けてダウンを喫してしまう。パウンドの追撃を受けたところで、直後にレフェリーが試合をストップ。この裁定に不満げなコッブだが、これは妥当なストップといえるだろう。