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【Titan FC34】劣勢の元UFCファイター=ヴァリフラッグが反則ヒザで失格

<160ポンド契約/5分3R>
ジェイソン・ウィット(米国)
Def. 3R1分54秒by DQ
アイザック・ヴァリフラッグ(米国)

UFCで五味隆典と激闘を繰り広げたこともあるヴァリフラッグが6勝2敗の地元ファイターと対戦。いきなりテイクダウンを奪われたヴァリフラッグは、スイープ狙いもウィットにハーフを取られる。左腕を差して立ち上がろうとしたヴァリフラッグをがぶったウィットがケージに押し込みダブルレッグへ。ヴァリフラッグはヒジ打ちからヒザ蹴り、ウィットもヒザを返して離れる。ウィットの右アッパーがヒット、ヴァリフラッグは右ローを返す。ダブルレッグで尻餅をつかせ、バックを窺うウィットに対し、ヴァリフラッグはウィザーで許さない。

残り70秒でヴァリフラッグの右がヒットするが、ウィットがアッパーから左ストレートで反撃を許さない。さらに右から左フックを当てたウィットが左ミドルを蹴り込み初回を取った。

2R、左フックから右を打ち込むウィット。ヴァリフラッグも左ローからボディへショートフックを返す。しかし、直後にウィットがケージにヴァリフラッグを詰めてダブルレッグでテイクダウに成功する。スクランブルから立ち上がったヴァリフラッグは右を入れるが、またもアッパーを被弾する。さらにテイクダウンを許すなど、UFC3連敗後に所属するジャクソンズMMAの自主興行で復帰しタイタンFCと契約したヴァリフラッグは、厳しい展開が続く。

その状況のなかバックマウントを許しながら、スクランブルに持ち込み立ち上がったヴァリフラッグが右フックを放つ。すぐにシングルからダブルでヴァリフラッグを押し込むウィット、体を入れ替えたヴァリフラッグだが右アッパーをまたも被弾する。ウィットはスピニングバックフィストを決め、好印象でラウンドを戦い終えた。

最終回、フックで前に出るウィットに左からの蹴りで突き放そうとするヴァリフラッグ。ウィットのケージ際のシングルにバックに回ったヴァリフラッグが両足をフックしRNCで逆転を狙う。亀からシングルを取りに行ったウィットは起き上がってテイクダウンを狙う。これを切られ、クラッチを解いたヒザ立ちのウィットにヴァリフラッグがヒザを顔面に入れる。

一発で反則負け級のイリーガルアタック、ウィットは回復せずに試合は打ち切られ、優勢だったウィットの反則勝ちとなった。

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