【UFN69】サエウスキ下したハインが、日本語で「次の試合はさいたま」と出場アピール
<ライト級/5分3R>
ニック・ハイン(ドイツ)
Def.3-0: 30-27,30-27, 30-27
ルカス・サエウスキ(ポーランド)
サウスポーのハインが、サエウスキに左フックをまず見せる。組み付いたサエウスキだが、ハインは押し返し距離を取る。前蹴りを放った際にバランスを崩したハインはすぐに立ち上がると、ハインは組み付き右脇を差して、腰に乗せて投げを狙う。同体から同時に起き上がった両者、サエウスキがケージに押し込む状態が続く。離れたハインが左ストレート。さらに左ハイを見せたハインに対し、サエウスキが左右のフックを放つ。続くサエウスキのヒザ蹴りをかわしたハインがバックへ。サエウスキが胸を合わせると離れたハインが左フックをヒット。左ストレートを2度、3度と入れたハインが初回を取った。
2R、サエウスキが右から左を伸ばす。ハインは間合いを外し、左ロー。左右のフックで前に出てきたサエウスキにハインも左右のフックで迎え撃つ。引き続きハインが左ストレートを打ち込む。ハインの左フックをかわすが、手詰まりのようになったサエウスキは手が出ない。逆にローや左フックを入れ続けるハインの左フックがヒットし、組んでケージに押し込むとパンチを入れて離れる。サエウスキは手数、精度ともに後れを取り連続でラウンドを失った。
最終回、開始早々左ストレートを入れたハイン。ここから前に出て来ないので、サエウスキも反撃の機会を得ることができない。ハインのアイポークで中段後、左ミドルがショートの連打を入れる。ここからステップを踏み、角度を変えながらパンチを入れていく。サエウスキ話すすべなく前に出ようとしたところで左を打ち込む。このパターンが続き、残り1分となったところでハインが左フックを2つ入れ、サエウスキの前進に右フックを入れてバランスを崩させる。最後は足を使い、一発を受けることを避けたハインがフルマークの判定勝ちを収めた。
なんと、ハインは最後に日本語で「次の試合はさいたまスーパーアリーナ、頑張ります!!」とUFC JAPAN出場をアピールした。