【Bellator138】RNC極めきれず、シャムロックがキンボにKO負け
<ヘビー級/5分3R>
キンボ・スライス(米国)
Def.1R2分22秒by KO
ケン・シャムロック(米国)
いきなりダブルレッグにでたシャムロックが、小外掛けでキンボに尻餅をつかせる。すぐに立ち上がったキンボとの押し合いの中でヒザ蹴りをボディに突き上げる。続く右ヒザで離れると、シャムロックがシングルレッグでテイクダウンに成功する。即、バックマウントを取ったシャムロックがRNCへ。かなりタイトに入っているように見えるが、キンボはタップしない。やがて仰向けになると、シャムロックがフックを解いたところでキンボが右ワキを差して立ち上がる。
ここからパンチで前に出たキンボの圧力に押されるように、シャムロックの姿勢が崩れる。パンチを被弾しながら立ち上がったシャムロックが右を打ち返すも、強烈な勢いでキンボの右ストレートがその顔面を撃ち抜く。腰から崩れたシャムロックを見て、即レフェリーが試合を止めた。
「RNC? あのポジションはATTで何度も練習してきた。マイク・ブラウンの指導を受けたし、タップをするには至らなかった」とキンボが語ると、シャムロックは「時間が掛かってチャンスを失ってしまった」と静かに話した。