【Pancrase267】パンクラス初陣勝利、朴光哲<02>「今日は顔見せ。次からが本格参戦」
【写真】ベテランの妙技が、上位陣との対戦で発揮される日は? (C)TAKUMI NAKAMURA
31日(日)、東京都江東区のディファ有明で開催されたPANCRASE 267で、パンクラス初陣を迎えた朴光哲インタビュー後編。
約3年ぶりの国内復帰戦で20歳の新鋭・牛久絢太郎と戦いTKO勝ちを収めたベテランは、パンクラス継続参戦を望んでいることを明らかとした。
<朴光哲インタビュー、前篇はコチラから>
――2R以降はどんなことを考えて試合をしようと?
「2R辺りから徐々に自分の動きを思い出してきて、こういう感じで自分のペースで行こうかなと」
――やはり試合間隔が空いた分、1Rは思ったように動けなかったということはありますか。
「というよりも相手に付き合っちゃったかな。普段、練習しているメンバーが強いから。そういう感じでやっちゃいましたね、なんとなく。上手く説明できないんですけど(笑)」
――では逆に1Rはポイントを取られても、2Rからは自分のやりたいことをある程度はできたということですか。
「そうっすね」
――最後はラウンド終了直前でのフィニッシュでした。残り時間も微妙でしたが、あのまま試合を終わらそうと思いましたか。
「残り30秒とかだったから『これちょっと今やっちゃった方がいいな。3Rまで行ったらダラけるな』と思って。長引いちゃってもしょうがないので」
――朴選手は勢いとパワーで押してくるファイターをコントロールして、最終的に自分のペースに持っていくのが抜群ですよね。牛久選手のようなタイプの相手は戦いやすかったですか。
「まぁ、苦手ではないかもしれないですね」
――国内復帰戦、そしてパンクラス初参戦を勝利で終えました。試合が終わったばかりですが、今後のことで何か考えていることはありますか。
「ONEさんとの兼ね合いもありますけど、なるべく(パンクラス参戦は)継続して。ファイナンス的にもキツいんで(笑)。試合して稼いでいかないとって感じですね」
――では、今回のようにタイミングが合えばパンクラス再登場もある、と。
「はい、是非。みんな見たいカードがいっぱいあると思うんで、頑張りますよ。まぁ、今日は顔見せって感じで次からじゃないですか、本格参戦は。対戦相手も上位ランカーになってくるでしょうし」
――パンクラス・フェザー級の上位ランカーは国内外の強豪選手、しかも色々なタイプの選手がいます。戦ってみたい相手はいますか。
「みんな嫌っすよ(苦笑)。顔も知ってるし、お互い知ってる仲だし、ただ決まったらしょうがないですね。やるしかないです。そこはちゃんと調整して、やっていきたいと思ってます」
――朴選手の今後のパンクラス参戦、期待しています。ありがとうございました。
「ありがとうございました」