【RFC23】激しすぎる打ち合い制したキム・スンヨン、ヒザ蹴りでナンディンエルデン倒す
【写真】殴り合いに終始した一戦はヒザ蹴りで勝負がついた(C)SHOJIRO KAMEIKE
<ライト級/5分2R>
キム・スンヨン(韓国)
Def.1R4分00秒by KO
ムングオスズ・ナンディンエルデン(モンゴル)
いきなりワンツーを放ったナンディンエルデン、キム・スンヨンも右オーバーフックを返し、激しい打ち合いに。ナンディンエルデンは後ろ回し蹴り、スンヨンは左ハイキック。前に出たナンディンエルデンが右ストレートも、キム・スンヨンは右フックから左アッパー、ぐらつくナンディンエルデンの反撃のパンチを被弾してスンヨンも姿勢を乱す。立て直したキム・スンヨンがパンチで攻勢に出るが、ナンディンエルデンは首相撲からヒザ蹴りを3発蹴り上げる。最初の1発が急所に当たり、試合は中断。再開後、互いに構えをスイッチしながらパンチを繰り出し、ナンディンエルデンの右を受けたキム・スンヨンがケージに詰まる。
追い打ちのパンチからヒザ蹴りを見せるナンディンエルデンに対し、一旦距離を取ったキム・スンヨンが左フックを入れる。これはやや辺りが浅く、ナンディンエルデンが引き続き首相撲からヒザ蹴りを繰り出す。右から左を振るって前に出たキム・スンヨンは、離れ際のナンディンエルデンの右ローに右オーバーフックを合わせてダウンを奪う。すぐに起き上がったナンディンエルデンはボディにヒザを打ち込まれながら、直後にスーパーマンパンチで反撃に移る。左ボディから首相撲でナンディンエルデンをケージに押し込んだキム・スンヨンが、ヒザ蹴りを顔面に突き上げる。この一発で崩れ落ちたナンディンエルデンを見て、即レフェリーが試合を止めた。