【REAL02】坂下がテイクダウンからガッツリ抑えて判定勝ち
【写真】フィニッシュに拘りたかったが、危なげない試合展開だった(C)FIGHTING GLOBE
<ミドル級/5分2R>
坂下裕介(日本)
Def.3-0:20-18,20-18,20-18
ノシュワン・カンザダ(パキスタン)
右ローを見せた坂下。右のパンチを振って組みついていくと、そのままテイクダウンに成功する。ハーフから左のパウンドを落とす坂下は、足を抜きに掛かる。パスを許したカンザダは下からしがみつくのみで足を戻せない。頭を固めてパンチを入れる坂下。坂下はしっかりとサイドで抑え込みを続け、パンチの勢いを増していく。再び頭を抱えに来た坂下に対し、カンザダはバックを狙うも胸を合わされ重い右のパウンドを2発被弾する。カンザダはハイガードを一瞬見せ、腕十字を狙うシーンも。これを防いだ坂下がパンチを連打し、アームロック狙いへ。頭を跨いで左腕を取った坂下だが、極めきれず初回が終わった。
2R、カンザダの左ハイをかいくぐり組んだ坂下が早々にテイクダウンを奪う。バタフライガードのカンザダから、坂下はあっさりとパス。そのままパンチを落とす坂下、袈裟系の抑えなので体重の乗ったパンチを使えない。マウントを狙うと、カンザダが足を戻す。正面からパンチを入れた坂下は再びパスから、頭を跨いでキムラへ。力を入れると、すっぽ抜けてここも極められない。それでも最後はパンチに切り替えた坂下が、文句なしの判定勝ちを収めた。