【UFC186】過去2敗のカフマンに追い込まれるも、デイヴィスが腕十字で一本勝ち
<女子バンタム級/5分3R>
アレクシス・デイヴィス(カナダ/3位)
Def.2R1分52秒by 腕十字
サラ・カフマン(カナダ/5位)
カナダ#01決定戦的な対戦。デイヴィスが左ジャブをまず入れる。デイヴィスのワンツーに右を入れるカフマンが、ワンツーで前に出る。ワンツーが交錯するなか、デイヴィスが組んでケージにカフマンを押し込む。体を入れ替えたカフマンはヒザからジャブを入れて離れる。前蹴り、左ジャブでタイミングを計り、右を伸ばすカフマンがペースを掴みつつあるか。デイヴィスは右ミドルを放ち、キャッチされたところで組み付くも逆にケージに押し込まれる。
左エルボーを入れたカフマン、デイヴィスは首相撲からボディロック、シングルレッグに切り替えるがテイクダウンは奪えない。体を入れ替えたカフマンは、ここでも左エルボー、右ヒザをボディに入れると、右エルボーを当てて距離を取り直した。さらにカフマンは右アッパーを見せるなど攻勢点を取った。
2R、勢いのある右を伸ばすカフマン。デイヴィスは右インサイドローを蹴りこむ。それでもパンチで圧をかけるのはカフマンで、デイヴィスが距離を取る場面が目立つ。デイヴィスの右ミドルをキャッチしてバックを取ったカフマンだが、首投げからマウントを奪われる。そのまま三角を仕掛けたデイヴィス。カフマンはトップを取り返すも、デイヴィスは三角を続けて、腕十字へ移行。左腕を伸ばされたカフマンがタップし、試合は決した。3度目の正直でカフマンを破ったデイヴィスは「今回はいつものように落ち着いて戦うって言っていたでしょ。本当に気持ち良いわ」と語った。