【Awards】ベストイベントin ASIAは上半期に続きOFC
【写真】イヴォルブのための大会でゾロ&イッサの敗北、青木真也の勝利で一矢報いた。
2012年下半期MMAPLANET Awards、第21弾はベストイベント=ASIAN MMA編をお届けします。
飛躍の刻を迎えつつあるアジア、日本人のステップアップ方法に強く影響のあるイベント・ベスト5は以下の通りだ。
Photo by MMAPLANET & LFC
<ベストイベントASIAN MMA第1位>
10月6日シンガポール
シンガポール・インドアスタジアム
OFC06「Rise of Kings」
上半期1位に続き、下半期もアジア1位はOFCに。名実ともにアジア太平洋最大のイベントとなった2012年。しかし、お膝元のビッグショーでイヴォルブMMA勢がタイトル戦で連敗という皮肉な結果が、またMMAの面白さを伝えた。日程変更の多さが玉にキズか。
<ベストイベントASIAN MMA第2位>
11月17日フィリピン ケソン
スマート・アラネタ・コロシアム
PXC34
グアム・ベースのPXCが、フィリピンで活動2年を迎え、地元ファイターの成長を助長している。そんなフィリピン勢の目標となるのがグアム、ハワイ、韓国、そして日本勢だ。22歳の田中路教が海外ケージデビューを行なったPXCはアジア太平洋#01フィーダー・ショーといえる。
<ベストイベントASIAN MMA 同率2位>
9月15日韓国 ウォンジュ
チアック体育館
RFC09
実力派が揃ったトーナメントにスーパーファイト、そして韓国一般層に訴えるエンターテイメント性と、当地におけるMMAとして、ほど良いバランスが取れていた。ソウル、プサンという大都市での開催よりも、アリーナに熱もありベストRFCイベントといえる。
<ベストイベントASIAN MMA第4位>
8月24日香港
アジア・ワールドエキスポ
LFC10
今や珍しくなったリング派のLFC。川那子祐輔が初防衛戦に成功した同大会には、他に2名の日本人ファイターが出場し、3人とも勝利を飾っている。大石幸史の試合は流血が多く、ディレイ放送のTVでは中継されなかった。LFC11の概要がなかなか決まらないのがもどかしい。
<ベストイベントASIAN MMA同率4位>
9月1日フィリピン パシッグ
イナレス・スポーツセンター
PXC33
MMAPLANETで初レポートとなったPXC33には日本から山内慎人が出場も、ラッセル・ドゥワンに微妙な判定負けに。荒々しいフィリピンの可能性、ハードパンチャー&グラップラーのグアム勢の完成度の高さ、そしてケージを理解した韓国勢の実力が垣間見られた。