【WSOF20】地味強対決=ブランチ×マルクスでライトヘビー級T準決勝
【写真】ブランチとマルクス、一言でいえば地味強対決だ (C)MMAPLANET
10日(金・現地時間)、WSOF20「Branch vs Markes」がコネチカット州レッドヤードのフォックスウッズ・リゾートカジノで開催される。メインは3月28日のWSOF19でテディ・ホルダーが元UFCファイターのチアゴ・シウバを破り、決勝進出を決めている世界ライトヘビー級トーナメント、もう一つの準決勝戦=デヴィッド・ブランチ×ホニー・マルクス戦が組まれている。
ブランチはご存じのように昨年11月に岡見勇信からTKO勝ちしているファイターだが、あの一戦で敗れた岡見がウェルター級に転向することを決めたのは対照的に、ブランチはライトヘビー級に転向し2階級制覇を目指すこととなった。NYのブロンクス出身、ヘンゾ・グレイシーの黒帯でグラウンドの強さには定評のあるブランチに対するマルクスは、ノヴァウニオン所属のブラジリアン。彼もまた名匠アンドレ・ペデネイラスの黒帯で、昨年8月にWSOF初出場を果たし今回が同プロモーションにおいて2試合目となる。
ともに元UFCファイターで、ブランチはオクタゴン戦績2勝2敗、マルクスは3勝2敗と負け越しているわけでもないのにリリースされている。つまり、組んで倒して抑え込むというファイトスタイルが影響してのカット劇だ。もちろん、両者揃ってWSOFライトヘビー級のベルトを手土産にUFC復帰を目論んでいるのは明白だ。そこでブランチもマルクスもUFC時代には見せなかった打撃戦を展開する可能性もある。ただしスタイルチェンジを図った場合、リスクも高くなる。内要を伴った結果か、何よりも結果を求めるのかで、2人の仕掛けは変わってくるに違いない。
■ WSOF20対戦カード
<WSOF世界ライトヘビー級トーナメント準決勝/5分3R>
デヴィッド・ブランチ(米国)
ホニー・マルクス(ブラジル)
<ライト級/5分3R>
メルヴィン・ギラード(米国)
オジー・ドゥグルバゴフ(米国)
<ライト級/5分3R>
ニック・ニューウェル(米国)
ジョー・コンドン(米国)
<ヘビー級/5分3R>
ジュリアーノ・コウチーニョ(ブラジル)
スティーブ・モッコ(米国)
<ウェルター級/5分3R>
ベン・フォドー(米国)
マニー・ワロ(米国)
<フェザー級/5分3R>
クリス・フォスター(米国)
サウル・アルメイダ(ブラジル)
<フライ級/5分3R>
ダレン・マイマ(米国)
ジョニー・キャンベル(米国)
<ライトヘビー級/5分3R>
ジェシー・マクエリゴット(米国)
パット・ウォルシュ(米国)