【Strikeforce】SHOWTIMEと決別決定。ヒーリーの相手は?
【写真】2009年3月12日、アヴァロン・ハリウッドで行われたストライクフォースとSHOWTIMEの合同会見。この結婚式から両者の蜜月は始まり、ズッファに買収された2011年3月よりその関係性が変化していくようになった (C) STRIKEFORCE
20日(木・現地時間)、Strikeforceより1月12日(土・同)にオクラホマ州オクラホマシティのチェサピークエナジー・アリーナで行われるイベントの全ラインアップが発表され、同時に同イベントがSHOWTIME中継、最終イベントとなることが改めて確認された。
同リリースのサブタイトルは、「Full card announced for Final Strikeforce Event on SHOWTIME」と謳われており、エリートXC崩壊後の2009年4月より続いたShowtimeとの関係が打ち切られることとなった。
「2009年より、SHOWTIMEは素晴らしいパートナーでストライクフォースと選手たちを支援してくれたことに感謝している。我々の最後のイベントは、いくつかの素晴らしいカードを提供し、ミックストマーシャルアーツというスポーツにとって思い出に残る大会となるだろう」とスコット・コーカーは、オフィシャル・リリースのなかでコメントを寄せている。
また、SHOWTIMEスポーツのGM兼上級副社長のスティーブン・エスピノーザは「ストライクフォースとスコット・コーカーとのチームと一緒にやってきたことを誇りに思う。ジナ・カラーノからロンダ・ロウジー、エメリヤーエンコ・ヒョードルからダニエル・コーミエー、ニック・ディアズからギルバート・メレンデス、SHOWTIMEスポーツとストライクフォースはMMA史上、最も魅力的で多く見られた試合のなかで多くのビッグネームを育ててきた。1月12日にオクラホマシティのSHOWTIMEのストライクフォース独占中継により、また素晴らしい試合が見られることを期待している」と語っている。
ライト&ミドル級タイトル戦に加え、コーミエーとUFCファイターの対戦もなくなった同大会だが、現状勢力が総出場で惜別ファイトを行なうような趣のイベントとなる。そんななか、9月から続くゴタゴタの最大の被害者といえるパット・ヒーリーの対戦相手がホルヘ・マスヴィダルから、未定に変更されている。来日を訴えていたマスヴィダルは、GLORYのMMAファイター獲得候補に挙げられているという話も伝わってくるだけに――気になるところだ。
■Strikeforce対戦カード
<Strikeforce世界ウェルター級選手権試合/5分5R>
[王者]ネイト・マーコート(米国)
[挑戦者]タレック・サフィジーヌ(ベルギー)
<ヘビー級/5分3R>
ダニエル・コーミエー(米国)
ディオン・スターリング(オランダ)
<ヘビー級/5分3R>
ジョシュ・バーネット(米国)
ナンドール・ゲルミーノ(オーストリア)
<ライトヘビー級/5分3R>
ゲガール・ムサシ(オランダ)
マイク・カイル(米国)
<ミドル級/5分3R>
ジャカレ・ソウザ(ブラジル)
エド・ハーマン(米国)
<ライト級/5分3R>
パット・ヒーリー(米国)
TBA(米国)
<ミドル級/5分3R>
ホジャー・グレイシー(ブラジル)
アンソニー・スミス(米国)
<ミドル級/5分3R>
ティム・ケネディ(米国)
トレバー・スミス(米国)
<ライト級/5分3R>
KJ・ヌーン(米国)
ランディ・クートゥアー(米国)
<ライト級/5分3R>
ジョージ・グーゲル(ブラジル)
アドリアーノ・マルチンス(ブラジル)
<ライト級/5分3R>
エステファン・パーヤン(米国)
マイケル・ブラボー(米国)