【UFC185】公開計量終了。ドスアンジョス「この機会をモノにする」、ペティス「もう一人ぶっ倒すだけ」
13日(金・現地時間)、明日14日(土・現地時間)にテキサス州ダラスのアメリカンエアラインズ・センターで開催されるUFC185「Pettis vs dos Anjos」の公開計量が行われた。
メインのUFC世界ライト級選手権試合に挑戦する王者アンソニー・ペティスに挑戦者ハファエル・ドスアンジョスの両者は、揃ってリミット丁度で計量をクリアし、鼻先が振れるほどの位置でステアダウン。2人とも分けられるまで、その視線をずらすことはなかった。ドスアンジョスが「神が全てに置いて最高のタイミングで導いてくれた。彼が与えてくれた機会をモノにする」とコメント。ペティスは「もう1人ぶっ倒すだけ。ダラスのファンにKOを見せる」と言い切った。
セミの女子ストロー級選手権試合に出場するチャンピオンのカーラ・エスパルザ、チャレンジャーのヨアナ・イェンジェチックも115ポンドぴったりの体重で計量を終え、フェイスオフではイェンジェチックが大きなクッキーをエスパルザに手渡す。
「彼女はクッキーが好きだから敬意を表したの。このクッキーはクリーンよ。明日は皆のために良い試合をしたい。ここにいること、UFCで戦うこと、UFCの女子ストロー級で戦えることが嬉しい。私が新しいチャンピオンになる」と挑戦者が語ると、チャンピオンは「凄くエキサイトしている。ようやくたどり着いた頂点、私がナンバーワンだと証明したい」と話した。
UFCデビュー戦で体重を落とせず欠場し、一度はバンタム級に転向しオクタゴンに上がった北京五輪フリースタイルレスリング金メダリストのヘンリー・セフードは、今回はしっかりと125ポンドで体重をまとめることに成功している。対してライト級戦でベニール・ダルーシュと戦うダロン・クルックシャンクは157.5ポンドと1.5ポンド・オーバー、再計量でも157ポンドまでしか落とせずファイトマネーの20パーセントを没収されキャッチウェイトで試合に臨むこととなった。
■ UFC185計量結果
<UFC世界ライト級選手権試合/5分5R>
[王者] アンソニー・ペティス:155ポンド(70.31キロ)
[挑戦者] ハファエル・ドスアンジョス:155ポンド(70.31キロ)
<UFC世界女子ストロー級選手権試合/5分5R>
[王者] カーラ・エスパルザ:115ポンド(52.16キロ)
[挑戦者] ヨアナ・イェンジェチック:115ポンド(52.16キロ)
<ウェルター級/5分3R>
ジョニー・ヘンドリックス:170ポンド(77.11キロ)
マット・ブラウン:171ポンド(77.57キロ)
<ヘビー級/5分3R>
ロイ・ネルソン:254ポンド(115.21キロ)
アリスター・オーフレイム:247ポンド(112.04キロ)
<フライ級/5分3R>
クリス・カリアソ:126ポンド(57.15キロ)
ヘンリー・セフード:125ポンド(56.70キロ)
<ライト級/5分3R>
ロス・ピアソン:156ポンド(70.76キロ)
サム・スタウト:156ポンド(70.76キロ)
<ミドル級/5分3R>
アライアス・セオドロ:186ポンド(84.37キロ)
ロジャー・ナヴァエス:186ポンド(84.37キロ)
<ライト級/5分3R>
ダロン・クルックシャンク:157ポンド(71.22キロ)
ベニール・ダリューシュ:156ポンド(70.76キロ)
<ヘビー級/5分3R>
ジャレッド・ロショルト:245ポンド(111.13キロ)
ジョシュ・コープランド:264ポンド(119.75キロ)
<フライ級/5分3R>
ライアン・ベノイ:126ポンド(57.15キロ)
セルジオ・ペティス:126ポンド(57.15キロ)
<ライト級/5分3R>
ジェイク・リンゼイ:156ポンド(70.76キロ)
ジョセフ・ダフィー:156ポンド(70.76キロ)
<女子バンタム級/5分3R>
ラリッサ・パチェコ:136ポンド(61.69キロ)
ジャーメイン・デランダミー:136ポンド(61.69キロ)