【Special】パーフェクトシットアップのある風景in HIDE’S KICK<03>強度アップも、取り替え簡単
【写真】今回は強度を上げてのトレーングということで、HIDE’s KICK三好代表自らトレーニング方法の手本を示してくれた (C)MMAPLANET
格闘技専門誌における技術指導でもお馴染み、一般ジム生からアマチュア選手、プロ・トップファイターまで幅広い指導を行い、豊富な知識に定評のあるHIDE’S KICK代表Hide三好氏。ダイエットクラスで「60秒でシックスパック」の夢をかなえる、腹筋製造兵器パーフェクトシットアップを用いている三好氏より、今回はパーフェクトシットアップの強度調節の利便性、そしてハムストリングスも鍛える活用方法をレクチャーしてもらった。
これまでも大腿筋と腸骨の間にある腸腰筋を緩めた状態で、エクササイズすることで、正しい効果が得られる腹筋運動を、自重以上の負荷を安定した姿勢で掛け、無理せず行えるのがパーフェクトシットアップだと三好氏は、噛み砕いて分かり易く指導してくれた。
そのような手軽な運動を一段ステップアップさせ、より負荷のかかったトレーニングがレベル2ブレードキットを使用することで可能になる。「レベル2のブレードキットを使用しても、いきなり感覚が違うような負荷増強を感じることがありません。これまで説明してきた腹筋のツイスト運動の強度を上げて行う場合、実はパーフェクトシットアップにはレベル3という、より本格的な強度を持つプレードキットも用意されているので、段階を踏んで無理なくステップアップできます」と三好氏。
このブレードキットの取り外し&取り替え方法が、非常に簡単な点もパーフェクトシットアップの優れた特徴だ。限られたスペースで気軽に負荷を変えることができる。「慣れる必要もなく、最初から60秒ほどで取り替えが可能になります。つまり、自重では得ることができない腹筋運動を、準備段階から楽に行なえる」と三好氏も太鼓判を押す。
今回はそんな腹筋運動以外にも、ハムストリングスや腰を鍛える運動方法も紹介してもらった。ここの写真にあるように、最初の形は腹筋運動と同じ。両足を差し入れ、ネックサポート部のグリップを掴み、腰をそのまま揚げるだけ。上の写真のヒップレイズは腹筋運動でいえばレベル1のブレードキットを使う初心者&一般向き。一方、下の写真にあるような片足を上げ、足を入れ替えるように行うヒップレイズは、より負荷が強くなっており、レベル2のブレードキットを使用する人におススメとのことだ。【Advice】Hide 三好より一言
「大腿二頭筋、半膜様筋、半腱様筋、3つの大腿部後ろにある筋、通称ハムストリングスや腰を鍛えるトレーニングも、運動する人によって適した強度があります。その2つの強度が違ったヒップレイズの運動を、パーフェクトシットアップは腹筋運動の後に、移動することなく行える利便性を持っています」