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【UFN60】体重オーバーのムンタスリ、テコンドー+ヒザ蹴りから最後はRNC

<158ポンド契約/5分3R>
ジェイムス・ムンタスリ(米国)
Def.2R1分49秒by RNC
コディー・フィスター(米国)

体重オーバーのムンタスリが開始早々、テコンドー風の蹴りを見せる。組み付いたフィスターは組んでケージにムンタスリを押し込む。ムンタスリは首相撲からヒザ蹴り、一旦離れたフィスターはすぐに組みなおす。懸命にケージにムンタスリを押し込むフィスターだが、姿勢が高くなると今後はヒザをボディに思い切り被弾する。押し込む力も弱くなってきたフィスターに対し、ムンタスリは距離を取り直すと後ろ回し蹴り一閃。さらにボディにヒザ蹴りを入れる。低い姿勢に足にしがみ付くように組んでくるフィスターを突き放し、膝蹴り、立ち上がったところでパンチを打ち込むムンタスリ。

フィスターはとにかく組みつくしか手がないが、シングルから尻餅をついて休んでいるようにも見える。シングルを切って鉄槌を落とすムンタスリは、エルボーを連打して1Rを締めた。

2R、突進してくれるフィスターのボディにムンタスリがヒザを入れ、下段を走らせる。ムンタスリはパンチを空振りしたフィスターに飛びヒザを決め、テイクダウン狙いを切るとバックに回り込む。そのまま足をフックして背中を伸ばすとRNCでタップを奪った。ショートノーティスだった前回と違い、今回の体重オーバーはいただけないが、その試合内要は非常に興味深いムンタスリだけに、次はしっかりと体重を落としてオクタゴンに入ってほしい。

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