【UFN59】ウェードが有限ループで、TUFチャイナ優勝者に完勝
<ライト級/5分3R>
クリス・ウェード(米国)
Def.3-0:30-26, 30-26, 30-26
ジャン・リーポン(中国)
TUFチャイナ優勝のジャン・リーポンがライト級初戦でUFCデビューのウェードと対戦。試合開始直後にジャン・リーポンのローがウェードの急所に当たり試合が中断する。再開後、ウェードは左ハイから組み付いてケージにジャン・リーポンを押し込んでいく。両ワキを差したジャン・リーポンをヒップトスで投げ切ったウェードがトップを奪取。ハーフからエルボーを落とされたジャン・リーポンは起き上がって見せたヒザが、ここででもウェードの急所に。
試合は再び中断されるが、大きな問題とはならずウェードはローを連発で入れる。ケージにウェードを押し込んだジャン・リーポン、このままケージ際での攻防が続き残り40秒でレフェリーがブレイクを命じる。すぐに試合はケージへ移動し、初回が終了した。
2R、シングルレッグを潰したジャン・リーポンがトップを窺うも、立ち上がったウェードにケージに押し込まれる。ここからケージ際のクリンチ合戦が続き、またもジャン・リーポンのヒザ蹴りがウェードの急所へ。再開後、ウェードがダブルレッグでテイクダウン。ハーフネルソンからバックに回りパンチを入れるウェードが、この回を取った。
最終回、ジャン・リーポンは前蹴りからパンチを振るうもウェードが組んでドライブ、ケージに押し込んでいく。体を入れ替えたジャン・リーポンだが、投げを潰されて背中をマットにつかされる。起き上がったジャン・リーポンが、ウェードをケージに押し込んでいくが、これでは逆転できない。がぶったウェードはクォーターからヒザを突き上げる。ヒザをついたジャン・リーポンは、そのままトップを奪えず試合が終了。ヒザ蹴りやブレイクでブレイクが掛かりながらも、ウェードがケージ・クリンチ合戦を制して判定勝ちとなった。