【OFC24】負傷したパスタルナックが、しっかりとグラウンド戦を制しOFC初陣を飾る
<86.2キロ契約/5分3R>
ミカル・パスタルナック(ポーランド)
Def.3-0
ハファエル・シウバ(ポルトガル)
リーチに優るパスタルナックが左ジャブを伸ばす。思い切り右オーバーハンドを放っていったシウバに組み付いてバックに回ったパスタルナックがテイクダウンに成功する。すぐにシウバが起き上がってトップを取り返すが、パスタルナックもリバーサルからサイドへ。パスタルナックがアームロックを狙うが、防いだシウバが亀からガードを取り直す。足を一本抜いたパスタルナック。右ワキを差し、アゴを顔面に押し付けてパスガードを狙う。パスタルナックはパンチとエルボーに切り替え、シウバのブリッジに合わせてマウントへ。
エルボーから荒いパンチを落とすと、シウバは懸命にしがみ付く。思い切り良くエルボーを落とし、左右のマウンドを落とすパスタルナック。残り30秒を殴られ続けたシウバが、シザースを狙ったところでタイムアップへ。その瞬間、北京の観客が大きな歓声が起こった。
2R、シウバがテイクダウンに成功し、ハーフガードからパスタルナックがスイープを狙う。そのまま起き上がってテイクダウンを狙ったパスタルナックにシウバがギロチンを仕掛ける。トップを取って首を抜いたパスタルナックは、ハーフからシウバの右腕をヒジで御して、パウンドを入れる。クローズドに戻したシウバの腕十字は簡単に防がれる。それでもシウバはパンチを落とすパスタルナックをシザーススイープでひっくり返しトップへ。スクランブルからシウバがギロチン&スイープ。潰して頭を抜いたパスタルナックが上を取って左のパウンドを落とす。そのまま2Rが終了し、この回もパスタルナックが制した。
最終回、いくぞとばかりに右ストレートを放つパスタルナック。組み付いたシウバだが、トップを取ったのはパスタルナックで、サイドから抑え込む。肩口にヒザを入れ、枕からマウント狙い、抑え込みに戻りヒザを入れたパスタルナックがここでマウントへ。パスタルナックはアメリカーナへ。シウバが防ぐと、右エルボーを顔面に落とす。さらに顔面にエルボーを落とすと、残り時間は1分に。と、残り40秒でマウント状態にあったがブレイクが掛かる。スタンドに戻って即パスタルナックがテイクダウン。そのままサイドを取って試合終了を迎えた。文句無しの判定勝ちを収めたパスタルナックだが、途中で足を負傷しており、セコンドに抱えられたケージを後にした。