【UFC Fuel05】シュトルーフが劣勢巻き返す。ネルソンは鮮烈デビュー
2012年9月29日(土・現地時間)、英国ノッティンガムのキャピタルFMアリーナでは、UFC Fuel05「Struve vs Miocic」が開催された。
大会名にある通り、メインイベントではヘビー級=ステファン・シュトルーフ×スタイプ・ミオシッチが激突。その他にも、ダン・ハーディ、ブラット・ピケット、ポール・サス、ジョン・ハザウェイら注目の英国勢に加え、ヘンゾ・グレイシーの黒帯柔術家で剛柔流空手の寵児=アイスランドのグンナー・ネルソンがUFCデビューを果たした。
そのメインでは、ミオシッチの勢いあるパンチに押され気味となったシュトルーフが、2Rに巻き返す。ミオシッチのテイクダウンをギロチンで迎え撃つと、スタンドに戻った後は、右アッパーからストレート、足を滑らしたミオシッチに思い切り右ストレートを放ち、アッパーを連打すると、見事なTKO勝ちでヘビー級トップ戦線入りを果たした。
また、セミファイナルに登場したハーディは、アミール・サダローから逆転の判定勝ち。ピケットは、ジャボウィンを相手に、1R3分過ぎ、豪快な右アッパーを叩き込み、失神KOへ。UFC3試合連続一本勝ちを誇る期待の新鋭サスは、マット・ワイマンからお株を奪われる腕十字で一本負けを喫したが、ハザウェイは危なげない試合運びでジョン・マグワイアとの英国人対決を制した。
さらに、ダマルケス・ジョンソンの体重超過で、175ポンド→183ポンド・キャッチウェイト戦へ変更になったネルソンは、ほぼ一階級重い試合となったが、独特な構え、蹴りからテイクダウン、ポジショニング、パウンド、リアネイキドチョークと流れるような動きでタップを奪い、鮮烈なUFCデビューを果たしている。
第11試合 ヘビー級/5分5R | ||
○ステファン・シュトルーフ (オランダ) |
2R3分50秒 TKO 詳細はコチラ |
スタイプ・ミオシッチ× (米国) |
第10試合 ウェルター級/5分3R | ||
○ダン・ハーディ (米国) |
3R終了 判定 詳細はコチラ |
アミール・サダロー× (米国) |
第9試合 バンタム級/5分3R | ||
○ブラット・ピケット (英国) |
1R3分40秒 KO 詳細はコチラ |
イーブス・ジャボウィン× (カナダ) |
第8試合 ライト級/5分3R | ||
○マット・ワイマン (米国) |
1R3分48秒 腕十字 詳細はコチラ |
ポール・サス× (英国) |
第7試合 ウェルター級/5分3R | ||
○ジョン・ハザウェイ (英国) |
3R終了 判定 詳細はコチラ |
ジョン・マグワイア× (英国) |
第6試合 ウェルター級/5分3R | ||
○チェ・ミルズ (英国) |
1R2分28秒 TKO 詳細はコチラ |
ドゥエイン・ラドウィック× (米国) |
第5試合 ライトヘビー級/5分3R | ||
○ジミー・マヌワ (英国) |
2R終了 TKO 詳細はコチラ |
カイル・キングスベリー× (米国) |
第4試合 フェザー級/5分3R | ||
○アキラ・コラッサーニ (スウェーデン) |
3R終了 判定 詳細はコチラ |
アンディ・オグル× (英国) |
第3試合 ミドル級/5分3R | ||
○ブラッド・タバレス (米国) |
3R終了 判定 詳細はコチラ |
トム・ワトソン× (英国) |
第2試合 183ポンド契約/5分3R | ||
○グンナー・ネルソン (アイスランド) |
1R3分34秒 リアネイキドチョーク 詳細はコチラ |
ダマルケス・ジョンソン× (米国) |
第1試合 フェザー級/5分3R | ||
○ロビー・ぺラルタ (米国) |
1R0分23秒 TKO 詳細はコチラ |
ジェイソン・ヤング× (英国) |