【WSOF15】公開計量終了 岡見&ブランチは問題なく。もう、勘弁──ギラードの体重オーバー
【写真】3つの世界戦は2つの世界戦と1つのキャッチウェイト戦に変わった (C)WSOF
14日(金・現地時間)、15日(土・現地時間)にフロリダ州タンパのUSFサンドームで開催されるWSOF 15「Branch vs Okami」の公開計量が行われた。
「イッツ・タオル・タイム!!」というアナウンサーの掛け声を掛けられたWSOF女子世界ストロー級王者ジェシカ・アギラーはファイティング・ショーツを脱ぎ、照れながら体重計に乗り115ポンド丁度でクリアした。しかし、続いて登壇したメルヴィン・ギラードにはそんな声も掛からない。体重計が示した数字は158.8ポンド。実に3.8ポンド・オーバー、一方の王者ジャスティン・ゲイジーは、タオルタイムでリミット丁度に。ギラードは再計量でも0.2ポンドしか落とせず、結局WSOF世界ライト級選手権試合は、ノンタイトルの5分3R戦となり、ギラードはファイトマネーの50パーセントを失うこととなった。
続いてステージに上がったWSOF世界ミドル級王座を戦うデヴィッド・ブランチと岡見勇信の2人はタオルタイムもなく、計量を無事終えている。ステージ上でインタビューが行われない残念な公開計量はこうして終了。それにしても体重を落とすことを放棄したとしか思えないギラードは、またしても肌のガサつきも見せず、腰回りなどいくらで落ちそうに見え──、艶すら感じられるほど。彼の肉体に何が起こっているのか、映像だけでは理解できないが、本当にもう勘弁といいたくなるリミット無視、罰金で問題なし──という米国MMA態勢だ。
■ WSOF15 計量結果
<WSOF世界ミドル級選手権試合/5分5R>
[王者] デヴィッド・ブランチ:184ポンド(83.46キロ)
[挑戦者] 岡見勇信:183ポンド(83.01キロ)
<159ポンド契約/5分3R>
ジャスティン・ゲイジー:154.8ポンド(70.22キロ)
メルヴィン・ギラード:158.6ポンド(72.03キロ)
<WSOF女子世界ストロー級選手権試合/5分5R>
[王者] ジェシカ・アギラー:115ポンド(52.16キロ)
[挑戦者]カリンドラ・ファリア:114.8ポンド(52.07キロ)
<ライト級/5分3R>
ジョルジ・マカコ・パチーノ:154ポンド(69.85キロ)
エリック・レイノルズ:155.4ポンド(70.49キロ)
<ライト級/5分3R>
ジョゼ・コルテス:155.4ポンド(70.49キロ)
ライアン・キーナン:155.4ポンド(70.49キロ)
<フェザー級/5分3R>
アンデウソン・ハッチンソン:146ポンド(66.23キロ)
トロイ・ゲアハート:144.6ポンド(65.59キロ)
<ライト級/5分3R>
トニー・ウェイ:153.4ポンド(69.58キロ)
フレデリコ・モンカイオ:155.6ポンド(70.58キロ)
<180ポンド契約/5分3R>
モーリス・サーモン:179.6ポンド(81.47キロ)
ハビエル・トーレス:179ポンド(81.19キロ)
<ミドル級/5分3R>
ヘクター・オチョア:185ポンド(83.92キロ)
ロバート・リード:185.4ポンド(84.10キロ)
<ミドル級/5分3R>
レジー・ペニャ:183.6ポンド(83.28キロ)
ジョー・ジョンソン:183ポンド(83.01キロ)
<ライト級/5分3R>
ジョシュ・ザッカーマン:158.4ポンド(71.85キロ)
マット・フレヴォラ:154.6ポンド(70.13キロ)