【写真】That’s Korean MMAスタイル──殴り合い上等ファイトで、イ・グァンヒが勝利し、過去2勝のライト級王者クォン・アソルに対戦を呼びかけた(C)MMAPLANET

＜ライト級／5分3R＞
イ・グァンヒ（韓国）
Def.2R3分15秒by TKO
ムン・ギボム（韓国）

7月にブルーノ・ミランダとの打撃戦に敗れたイ・グォアンヒ、イム・ジェソク率いるエクストリーム・コンバット所属のハードヒッターが、現在3連勝中チームMADのムン・ギボムと対戦。左ローから距離を詰めるイ・グァンヒ、ムン・ギボムがケージの前でサークリングを見せる。と、ムン・ギボムが左ハイキック。左を返すイ・グァンヒは、距離を詰めてパンチを繰り出すが、引き続きムン・ギボムが左ハイを見せる。イ・グァンヒの右をステップでかわし、組んでヒザを入れるムン・ギボム。イ・グァンヒも右を返す。ムン・ギボムの右ハイをブロックし、右から左フックを伸ばすイ・グァンヒだが、これは届かない。

ムン・ギボムの右フックと、イ・グァンヒの左フックが交錯する。と、ムン・ギボムの右フックがイ・グァンヒの後頭部を捉えるようにヒットする。ヒザをついたイ・グァンヒに連打を入れ、ハイキックから飛びヒザを見舞っていく。これをキャッチしたイ・グァンヒが、テイクダウンに成功する。すぐに起き上がったムン・ギボムは体を入れ替え、イ・グァンヒを逆にケージに押し込み自ら距離を取る。ここでムン・ギボムは攻め疲れか、動きが落ちる。ハイキックをキャッチされバランスを崩したところで、ムン・ギボムは右フックを被弾。さらに右フックを受け、続いて右ヒザをアゴに受け後方にダウン。立ち上がるもヒザを受け、組んだところで大きく投げをくらったムン・ギボム。まるで終盤は、両者が「せ～の!!」と掛け声をあげてからパンチを打ち込むような相打ちが続いた。

2R、初回同様に左ハイを見せるムン・ギボムだが、イ・グァンヒが右フックを打ち込む。足でイ・グァンヒの前進をかわせなくなってきたムン・ギボムは打撃戦で押し込まれるようになる。足払いに右を合わされ尻餅をつき、ガードから蹴り上げを見せたムン・ギボムは、一度は立ち上がったがすぐに引き込むようにガードへ。スタンドに戻った両者、ケージ中央の相打ちもイ・グァンヒの当たりが強くなる。パンチ、蹴り、テイクダウン、全てでバランスを崩すようになったムン・ギボムが、ケージに詰まった状態で一度はフックさせる。しかし、イ・グァンヒの右アッパーを受けて後退。そのまま左右のフックを浴び続けると、両手をマットにつけて腰が落ちたところでレフェリーが試合をストップした。

PR

PR