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【OFC19】大石幸史 「明日、向かい合って試合が始まってみないと分からない」

Oishi vs Narantungalag【写真】蓋を開けてみるまで、試合展開の予想もつかない大石×ナラントンガラグ戦。予想がつかない分、期待値も高い (C)MMAPLANET

29日(金・現地時間)にUAE・ドバイのWTCで開催されるONE FC19「Reign of Champions」で、自らの持つOFC世界フェザー級のベルト、2度目の防衛戦に臨む大石幸史。

日本でビッグネーム、ジャダンバ・ナラントンガラグ戦に向け、その右ストレートの威力が浸透してきたチャンピオンの意気込みを尋ねた。

――計量が終りました。かなり順調に体重も落ちたようですね。

「今まで通り、変わらず落せました」

――ジャダンバ・ナラントンガラグはライト級時代に日本で郷野聡寛選手、横田一則選手を倒してきた強豪です。フェイスオフで向かい合い、どのような感じでしたか。

「身長はそれほど高くないんですけど、拳がデカいというか体がガッシリしていて。試合の映像を見る限り、パワーも感じられました」

――ライト級の時と戦い方を変え、足を使うようになっていました。

「少し上手い選手になったというイメージもあります。ただ、2R目からプレッシャーをドンドン掛けていけるようになったのは上手く戦おうとしているからではなくて、一番の強味である力強さを出せるように戦っていたからだと感じました。だから、そこは警戒したいです。その部分、パワーというか圧力ですね、そこは一番警戒が必要かと思います。これまでの試合で見たままですね(笑)。圧力、組み力、瞬発力、一気に使うパワーは日本人には無いものだと思います」

――大石選手はここ2試合、OFCのケージでは連続で見事な右でKO勝ちを収めています。今回の対戦相手、ナラントンガラグが掛けるプレッシャーのなかでも、右が出せるよう組み立ては頭のなかでできていますか。

「それはもう正直なところ、明日向かい合って試合が始まってみないと分からないところです。ケージのなかで、互いに手を出したところで、その動きをしっかりと見て状況を把握して動きたいと思います」

――では明日の試合、期待しています。

「ハイ、ありがとうございます。頑張ります」

■ OFC19対戦カード

<OFC世界ライト級選手権試合/5分5R>
青木真也(日本)
カマル・シャロルス(イラン)

<OFC世界ウェルター級選手権試合/5分5R>
鈴木信達(日本)
ベン・アスクレン(米国)

<OFC世界フェザー級選手権試合/5分5R>
大石幸史(日本)
ジャダンバ・ナラントンガラグ(モンゴル)

<ライト級/5分3R>
ロジャー・フエルタ(米国)
クリスチャン・ホリー(英国)

<フェザー級/5分3R>
エウベウ・バーンズ(ブラジル)
田中半蔵(日本)

<フライ級/5分3R>
デェダムロン・ソーアミュアイシルチョーク(タイ)
アリ・ヤコブ(マレーシア)

<ライトヘビー級/5分3R>
ジェイムス・マックスウィーニー(英国)
クリスチアーノ上西(ブラジル)

<キャッチウェイト/5分3R>
ヴォーン・ドネール(フィリピン)
モハメド・ワリッド(UAE)

<女子フライ級/5分3R>
アン・オスマン(マレーシア)
アナ・フラトン(米国)

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