【OFC19】ジャダンバ・ナラントンガラグ 「戦い方の変化と体重を落としたことは関係ありません」
【写真】朴訥な人柄が伺えるインタビューの受答えが戦極に来日していた時代と変わらないジャダンバ・ナラントンガラグ(C)MMAPLANET
明日29日(金・現地時間)にUAE・ドバイのWTCで開催されるONE FC19「Reign of Champions」。昨年4月にLegend FCで安藤晃司と対戦し、右足骨折という重傷を負ったジャダンバ・ナラントンガラグは今年5月にフェザー級に階級を下げ、OFCと契約。2戦目で大石幸史の持つOFC世界フェザー級王座に挑戦することとなった。
28日(木・同)に公開計量を終えたばかりのトンガーに大石戦に向けて、抱負を訊いた。
――計量を終え、体調の方は如何ですか。
「体調自体は凄く良いです。気候の違いのせいか、前回と比べて今回は思った以上に体重が落しづらかったのですが、特に大きな問題はなかったです」
――チャンピオンの大石選手は2試合連続でKO勝ちをしています。一番気を付けている点はどこですか。
「一番気を付けないといけないと思っているのは、右ストレートです。ただし、大石選手はレスリング技術もあり、色んなことができる選手なので、全ての面に対して気をつけて戦いたいです」
――トンガーにアドバンテージがあるとすれば、どこになるでしょうか。
「どこが……というのは説明するのは難しいです(苦笑)。ただ、大石選手は非常に素晴らしい選手なのは確かです」
――フェザー級転向、そしてOFC初戦のホノリオ・バナリオ戦では以前よりも、フットワークをよく使っていたように見受けられました。あれがフェザー級のトンガーの戦い方なのですか。
「う~ん、体重を落としたからああいう戦い方になったわけではなく、ああいう風に戦った方が良いだろうと思いスタイルを変えたんです。だから戦い方の変化と体重を落としたことは関係ありません」
――昨年4月の安藤晃司戦で右足首を骨折という事態に追い込まれました。傷の経過を伺う機会がなかったのですが、今の足首の調子は?
「足の方は完全に治っています。試合に影響することは、全くないです」
――では日本のMMAファンにメッセージをお願いします。
「全力を出してチャンピオンになりたいです。試合がどのように転ぶかは誰にも分からないですが、とにかく全力で戦います」
――良い試合を期待しています。
「アリガトゴザイマス」
■ OFC19対戦カード
<OFC世界ライト級選手権試合/5分5R>
青木真也(日本)
カマル・シャロルス(イラン)
<OFC世界ウェルター級選手権試合/5分5R>
鈴木信達(日本)
ベン・アスクレン(米国)
<OFC世界フェザー級選手権試合/5分5R>
大石幸史(日本)
ジャダンバ・ナラントンガラグ(モンゴル)
<ライト級/5分3R>
ロジャー・フエルタ(米国)
クリスチャン・ホリー(英国)
<フェザー級/5分3R>
エウベウ・バーンズ(ブラジル)
田中半蔵(日本)
<フライ級/5分3R>
デェダムロン・ソーアミュアイシルチョーク(タイ)
アリ・ヤコブ(マレーシア)
<ライトヘビー級/5分3R>
ジェイムス・マックスウィーニー(英国)
クリスチアーノ上西(ブラジル)
<キャッチウェイト/5分3R>
ヴォーン・ドネール(フィリピン)
モハメド・ワリッド(UAE)
<女子フライ級/5分3R>
アン・オスマン(マレーシア)
アナ・フラトン(米国)