【Award】2012年上半期ベストファイト=ASIAN MMA 7位~10位
2012年上半期MMA Awards。第3弾はベストバウトASIAN MMA編。昨年より活動が活発化してきたアジアのMMAでは、今年に入りさらに注目度が高まっています。MMAPLANETでは上半期だけで12イベント、76試合を追い、そのなかから、今回は同率10位~同率7位の発表となります。
Photo by MMAPLANET, ONE FC, MOOZINE
<ベストファイトASIAN MMA第7位>
4月9日@SFL02
<72.7キロ契約/5分×3R>
ライアン・ヒーリー×ポール・ケリー
インド北部チャンディガールで行われたマハラジャMMA旗揚げ第2弾のオープニングは、元UFCファイターのケリーを兄に持つポールを、ヒーリー兄弟の弟ライアンが破った一戦。北米スタンダード、ケージ際の攻防は国内では見られない高度なものだった。
<ベストファイトASIAN MMA同率7位>
3月31日@ONE FC03
<ウェルター級/5分×3R>
ファブリシオ・モンテイロ×白井祐矢
日本から白井、今成正和、中西良行、川尻達也を招聘したONE FC。シンガポールのイヴォルブMMA所属のブラジリアン=モンテイロと、国内ウェルター級トップの白井が対戦。ここでもケージ際の攻防が鍵を握り、バック&TDを許した白井が惜敗。
<ベストファイトASIAN MMA第9位>
3月30日@LFC08
<LFCバンタム級選手権試合/5分×3R>
川那子祐輔×ジ・シャン
2週間前に対戦相手、開催地が変更されたにも関わらず川那子は、全く動じることなく100点満点の試合運びを見せた。ジ・シャン得意のギロチンは場外に出てもリング中央で再開、そんなアウェイの洗礼も跳ね飛ばす、一本勝ちだった。
<ベストファイトASIAN MMA第10位>
2月11日@ONE FC02
<フライ級/5分×3R>
ゲヘ・エウスタキーノ×アレックス・シウバ
ONE FCで敗北が続くフィリピンのラカイ・ウーシュー勢にあって、エウスタキーノはイヴォルブのブラジリアン=シウバが組み疲れると打撃を集中させた。序盤のグラウンドでの粘りなど、派手な打ち合い以外で良さを見せたエウスタキーノに注目?!
<ベストファイトASIAN MMA同率10位>
6月16日@RFC08
<RFCバンタム級王座決定T決勝/5分×3R>
カン・キョンホ×アンドリュー・レオン
2月にカン・キョンホの体重オーバーで、判定にもつれ込むなら勝利という非スポーツ的な判断の下、勝利を掴んだレオン。再戦でも前回と同じようにポジションを奪われる展開が続き、最後は一本負けしカン・キョンホがベルトを巻いた。