【TFC22】3度あることは4度ある? アンソニー・ジョンソンが計量失敗
24日(木・現地時間)、25日(金・同)にカンザス州カンザスシティ・メモリアルホールで開催されるTFC22度目の大会、その計量が行われ、メインに出場する体重オーバー常習者アンソニー・ジョンソンが、またもや大幅に体重オーバーした。
メインのミドル級マッチでデヴィッド・ブランクと対戦するジョンソンは、184ポンド+1ポンド・オーバー規約を9.2ポンドもオーバーする194.2ポンドという計量結果となり、195ポンド・キャッチウェイトマッチでブランクと戦うことが決まった。ブランクも予めジョンソンが、体重を落とし切れないと聞かされていたのか、189.2ポンドと4ポンド・オーバーで計量を終えている。
ブランク側に4000ドルを支払うことで合意し、契約体重戦に臨むことになったジョンソン。過去10試合で契約オーバーを3度繰り返してきたが、これで2試合連続でのオーバーとなる。前回のヴィトー・ベウフォート戦で見せた無気力試合に近いファイトの再現は願い下げである一方、体重を守らないファイターがフィジカルで有利になるのも、対戦相手にとっては気の毒以外の何モノでもない。かといって、メイン消滅はプロモーターにとっても死活問題。
このようなファイターには、試合後、厳格なペナルティが与えられるようなレギュレーションが必要ではないだろうか?
■TFC22主な対戦カード
<ミドル級/5分3R>
アンソニー・ジョンソン(米国)
デヴィッド・ブランク(米国)
<バンタム級/5分3R>
LC・デイビス(米国)
ビル・ケマリー(米国)
<バンタム級/5分3R>
ホセ・ヴェガ(米国)
アンドリュー・ワイトニー(米国)
<バンタム級/5分3R>
ファビオ・メーロ(ブラジル)
ニック・ママリリス(米国)