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【Bellator】所英男、ベラトール出場経緯と決意 「結果を残します」

Hideo Tokoro

【写真】グランドスラム出場時点でスコット・コーカーは所のベラトール出場に大乗り気だった(C)MMAPLANET

29日(金)、日本では各方面で所英男がBellatorと契約したという報道がなされている。これはある特別な計らいがあり、米国時間の29日付のリリースが現地に先んじて日本のメディアに公表された形となった背景がある。

ご存じのように所英男は13日のGrandSlam旗揚げ戦のメインで、ビクター・ヘンリーに2RTKO負けを喫したばかり。新しくベラトール代表となったスコット・コーカーは、この敗北には斟酌せず、所と契約を結ぶ選択をしたことになる。もともと、所陣営ではUFC出場を目指す所本人の想いとは別に、海外で戦いたいという彼の意志を汲み、OFCなども視野に入れ、とにかくまずは1勝を勝ち取ることでUFC JAPAN代役出場も含め、局面を打開する手はずを整えていた。そんななか陣営の一人が、ストライクフォース時代からコーカーとの旧知の間柄で、6月18日にベラトール入閣が決まったコーカーと7月に入ってから、コンタクトを取り所参戦への交渉が始まった。

そしてグランドスラム出場時点で、エキサイティングな試合を好むコーカーは所獲得への意欲を示し、ヘンリー戦の敗北にも関わらず、日本時間の16日の午前中には所のベラトール出場はほぼ決まっていた。契約は本来19日(土・現地時間)に結ばれる予定だったが、契約書に不備が見つかり、本契約は週末を挟み先週にずれ込んだ結果、この段階で公となった次第だ。所は今回のベラトールとの契約に関して、以下のようなコメントを発表している。

所英男
「まずはスコット・コーカーさんのベラトール社長就任、おめでとうございます。コーカーさんが開くベラトールは、HERO’Sのような大会になるようなイメージを持っています。戦績の決して良くない僕が、ベラトールのような米国の凄い団体と契約できて夢のようです。コーカーさんや米国のファンに喜んでもらえるよう頑張ります。ストライクフォースを主宰していた偉大なコーカーさんと仕事ができて嬉しいです。少しでも長く、米国で戦うことができるよう結果を残します」

コーカーは大のお気に入りの所の試合を9月の中旬に行われる大会で登用したい腹積もりだったが、7月にKO負けしている所はダメージを抜く必要やビザを取得する必要性があり、10月以降にベラトール初陣を戦うことが現実的だ。そして、PRIDEやK-1への造詣が深かったコーカーだけに、所に続く日本人ファイターとの契約も期待されるが、現時点でベラトールが目指すのは、米国での活動を立て直すこと。よって彼らが望む日本人はエキサイティングな試合ができるビッグネーム。トーナメント制を廃棄し、Spikeで中継されるMMA大会が米国でさらに浸透した頃に、日本人選手はチャンスが広がってきそうなスコット・コーカー体制のベラトールだ。

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