【SFL】何もかも新鮮&斬新。ミノワマン、インドを語る:02
【写真】IVY病院でお世話になった看護師さんたちとセコンドの伊藤崇文、そしてミノワマン。SFLのホスピタリティは上々。インドは別嬪が多い (C) MMAPLANET
恐怖のドライブを経験したミノワマン。7日(土・現地時間)に行われるSuper Fight League02=アレキサンダー・シュレメンコ戦に向け、現地ではドライブだけでなく、試合以外に神経を使うことがあった。
試合直前インタビュー第2弾はインドでの食事、メディカルチェック、そして対戦相手のアレキサンダー・シュレメンコについて、ミノワマンが語ってくれた。
――ドライブに関しては、文字で追うだけでも、どれだけの状況かファンの皆さんに伝わっていると思います。また、インドでは食事に気をつけないといけないと、誰もが口を揃えて言っています。
「常に食べ物にしても、飲み物にしても大丈夫かなぁって確認しつつ、口に入れていますが、実際のところはどうなるか分からないですね」
――試合以外の部分で、かなり神経を使っているようですね。
「まぁ、過剰なのかもしれないですが、気を付けています。減量のための食事制限でなく、体調管理としての食事、水分制限が必要になっています。でも、何が原因で腹を壊すか分からないですよね(笑)。そういう部分の気疲れはありました」
――そのような状況で、今日はメディカルチェックがありました。
「インドという国の印象と違い、スーパーファイトリーグ(SFL)はかなりしっかりとケアしてくれます。メディカルチェックも、未体験のものがありました。
呼吸系のチェックだとか、コーディネーションのチェックだとか、心電図を現地でとるのもそうですね……。ただ、血液検査では、注射針を使いまわしていないか、確認を取りました。
日本で予め体重を落としておいて良かったです。こっちに来て、1日、2日で急激に落とさないといけない状態だったら、もっと大変になったと思います」
【写真】呼吸系のチェック。浅く、深く、呼吸を繰り返した。この日のメディカルチェックは、血液、心電図、呼吸器、コーディネーション、血圧の検査を行ない1時間半ほどで全てが終了した (C) MMAPLANET
――そんななかで、対戦相手のアレキサンダー・シュレメンコとも顔を合せました。
「彼もこの状況、初めてだと思うんです。自分と同じ状態にあるんだなぁって……。ただ、食事時間とか重なっても、席を離れたりせず、横のテーブルで真正面の場所に座ってきたりするのは……。あんなに広いレストランなのに、何も近くに座ることはないだろうって思っていました(苦笑)。
そういう部分、気にしていないのか。笑顔も見せないですし、感情が見えないですね。ナーバスになっているのか、まだ減量を続けているのか。表情の変化がなくて、ちょっと不気味です。
ただ、試合に関しては集中できています。色んなことが起こっても、結局は自分のために戦いに来ているので。これまで経験したことがないことも決して少なくないので、試合のためにケガをしないように体調管理には気を張る必要がありますね」
――明日、公式計量が終わると、いよいよ一晩眠って試合になります。
「そうですね。体重は本当に順調に落とせているので、あと1日、しっかりと体調管理に励みます」
■SFL02対戦カード
<ヘビー級/5分3R>
トッド・ダフィー(米国)
ネイル・グローブ(英国)
<女子58キロ契約/5分3R>
コリーン・シュナイダー(米国)
チェリー・バック(英国)
<ライト級/5分3R>
リッキー・ランジート・シン(インド)
サリカ・センアヤケ(スリランカ)
<60キロ契約/5分3R>
アヌプ・クマー(インド)
ディランガ・ラスナヴェーラ(スリランカ)
<84キロ契約/5分3R>
アレキサンダー・シュレメンコ(ロシア)
ミノワマン(日本)
<フェザー級/5分3R>
バハラ・キャンダレ(インド)
ソロ・イスマエル(アイボリーコースト)
<フェザー級/5分3R>
チャイタニャ・ガバリ(インド)
ピエール・ダグザン(フランス)
<71キロ契約/5分3R>
ポール・ケリー(英国)
ライアン・ヒーリー(米国)