【Strikeforce】テイト×ロウジー、公開計量で一触即発
2日(金・現地時間)、3日(土・同)にオハイオ州コロンバスのネイションワイド・アリーナで開催されるStrikeforce「Tate vs Rousey」の公開計量が行われた。
日本から出場し、ポール・デイリーと戦う三崎和雄は「PRIDE183ポンドGPチャンピオン」とコールされ、初めてのウェルター級戦を0.5ポンドアンダーでパスした。
続くセミファイナルで組まれたライト級実力者対決KJ・ヌーンとジョシュ・トムソンは、ポージングでKJがトムソンの腕を下げると、トムソンがボディを連続で殴る素振りを笑顔で見せ友好ムードだったのに対し、メインで対戦する女子選手二人は緊張感溢れるムードを周囲にまき散らしていた。
まずロンダ・ロウジーは、ビッグマウス振りが俄かに信じられないほど緊張した面持ちで体重計に乗り、パスと分かると破顔一笑。一気にリラックスした表情に。ストライクフォース女子バンタム級世界王者のミーシャ・テイトもまた神妙な表情をスケールの上で浮かべたが、挑戦者と同じ134.5ポンドと数字が読み上げられると笑顔を見せた。
しかし、スチール写真用に向かい合うと、テイトがおでこをつけるように前かがみになり、ロウジーが押し返すように歩を前に進め、一触即発の雰囲気に。
舌戦を繰り広げた両者は、試合前最後のコメントの機会にロウジーが「賭けでは私の方が人気が高い。お金を掛けてくれて、ありがとう」と話せば、王者テイトは「今日は、ここに来てくれありがとう。グレートでアメージングな試合をしたいし、良い仕事をしたい」と至極真っ当なコメントに終始した。
■Strikeforce 計量結果
<ストライクフォース女子バンタム世界選手権試合/5分5R>
[王者]ミーシャ・テイト:134.5ポンド(61.01キロ)
[挑戦者]ロンダ・ロウジー:134.5ポンド(61.01キロ)
<ライト級/5分3R>
KJ・ヌーン:156ポンド(70.76キロ)
ジョシュ・トムソン:155ポンド(70.3キロ)
<ウェルター級/5分3R>
ポール・デイリー:171ポンド(77.56キロ)
三崎和雄:169.5 ポンド(76.88キロ)
<ミドル級/5分3R>
スコット・スミス:186ポンド(84.36キロ)
ルムンバ・サヤーズ:185ポンド(83.91キロ)
<ミドル級/5分3R>
ホナウド・ジャカレ:184.5ポンド(83.68キロ)
ブリストル・マルンディ:184ポンド(83.46キロ)
<女子バンタム級/5分3R>
サラ・カフマン:135.5ポンド(61.46キロ)
アレックス・デイビス:135.5ポンド(61.46キロ)
<ウェルター級/5分3R>
ロジャー・ボーリング:170ポンド(77.11キロ)
ブランドン・セリング:170.5ポンド(77.33キロ)
<ライト級/5分3R>
カロス・フォドー:155.5ポンド(70.53キロ)
パット・ヒーリー:155ポンド(70.3キロ)
<ライト級/5分3R>
ライアン・クートゥアー:154ポンド(69.85キロ)
コナー・ヒュン:155ポンド(70.3キロ)