【UFN42】That's MMA、ドスアンジョスがハイからTKO勝ち
<ライト級/5分3R>
ハファエル・ドスアンジョス(ブラジル/5位)
Def.2R3分36秒by TKO
ジェイソン・ハイ(米国)
サウスポー同士の対戦、ハイが左ストレートを見せる。右フックから左を狙ったハイにドスアンジョスの左カウンターが襲う。ハイの左フック、ドスアンジョスの右ミドルが交錯し、ハイが組んでボディロックからテイクダウンに成功する。ケージを背にして立ち上がったドスアンジョスだが、ハイはダブルレッグで再びテイクダウン。左手首を取ったドスアンジョスが、三角を狙うも、これはハイが察知しており胸を張って防ぐ。パス狙いからパンチを落すハイ、アンジョスはエビで戻してキムラへ。
これを振り払ったハイだが、ドスアンジョスは再びアームロックからスイープへ。同体で立ち上がると、ハイがヒザを繰り出す。ドスアンジョスが綺麗に右ボディフック、さらに右ハイにつなげる。ボディ以降、動きが落ちたハイは右ミドルを受けて体が落ち気味に。ハイと見せかけ、ミドルを蹴り込むドスアンジョス。動きの止まったハイにワンツーを入れ、ダブルレッグでテイクダウンに成功する。That’s MMAという流れを見せたドスアンジョスは、ハーフからキムラを狙う。自らショーツを掴み、ここを耐えたハイだったが、このラウンドはドスアンジョスがモノにしたか。
2R、ハイの左ハイに、左ミドルを入れたドスアンジョスが、左ストレートを決める。直後の攻防でドスアンジョスの左手の親指がハイの右目に入り試合が中断する。再開後、右ミドルから左ストレートを入れたドスアンジョスが、右ボディを決める。ハイはニータップでテイクダウンを奪うも、ドスアンジョスがすぐに柔術立ちから起き上がり、ヒザを狙う。動きが落ちたハイ、ドスアンジョスは右ミドルから左フックと軽快に動き続ける。左ストレートを受けて真っ直ぐ下がったハイは、ダブルレッグでまたもテイクダウンを許す。サイドを取ったドスアンジョスはニーインベリーから、シングルに来たハイをがぶってギロチンへ。
ハイは前方回転するように自ら逆サイドに回り、バックへ。ケージを背に胸を合わせたドスアンジョスは体を入れかえると、左ヒザをボディに入れる。続く打撃戦で、ドスアンジョスの左ストレートを受けたハイがダウン。潜りガードのハイに鉄槌を連打したドスアンジョスが、TKO勝ちを決め、「2週間前に現地入りし高地対策をしていた」ことを明かした。