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【UFC ESPN42】ボディロック&小外掛け、寝技でバルベレナを完全支配したドスアンジョスがRNCで一本

<ウェルター級/5分3R>
ハファエル・ドスアンジョス(ブラジル)
Def.2R3分20秒by RNC
ブライアン・バルベレナ(米国)

右の蹴りを織り交ぜ、圧を掛けるバルベレナ。ドスアンジョスは大振りのフック、そして左ストレートを伸ばす。シングルレッグからケージにバルベレナを押し込んだドスアンジョスは、ヒザ蹴りから左腕を差して小外刈りでテイクダウンを奪う。ドスアンジョスはハーフガードから肩固め、バルベレナの反対側に体をスライドさせて絞めつける。・マウントを選択し、肩固めを残したまま頭部、ワキ腹にパンチを連打する。ヒザを押してガードに戻したバルベレナだが、ドスアンジョスがマウントへ。右手をリストコントロールして、顔面にパンチを打ち込むドスアンジョスは、スクランブル狙いのバルベレナに絞め、肩固めの可能性を残しつつバックコントールへ。取り逃した感もあるが、間違いなくポイントをリードした。

2R、初回と同様に右の蹴りを多用するバルベレナがフックを振るって組み付く。ここは初回と逆の展開となり、肩パンチを入れたバルベレナが離れる。その刹那、組んでバックに回ったドスアンジョスがボディロックから小外掛けという同じパターンでテイクダウンへ。ケージに手をやって耐え、起き上がったバルベレナは再び倒されても立ち上がる。

またもボディロック&小外掛けでテイクダウンを決めたドスアンジョスは、クローズドガードに戻されても足を抜いて、ハーフ&枕で抑える。レッグドラッグ気味に動きを制されたバルベレナが、ギャンブルに出たのか、背中を向ける。すかさず両足をフックしたドスアンジョスはRNCへ。バルベレナが上体を起こして正座状態になったが、ドスアンジョスは冷静に後方に倒れ込みタップを奪った。

「デカくて大きかった。アンダードッグなのも分かる。38歳、46戦。ここで2016年にドナルド・セラーニを破ってチャンピオンになった。ウスマンも前座に出ていた。あの時、マクレガーを指名したけど実現しなかった」と次戦に関してマクレガー戦をアピールした。


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