【UFN42】ポーランド=極め系?? ホールマンがエドワース下す
<ライト級/5分3R>
ピヨトル・ホールマン(ポーランド)
Def.3R2分31秒by RNC
イーブス・エドワーズ(米国)
左ハイを連続で繰り出したエドワーズは、続いて左ミドルをホールマンに決める。ホールマンは大振りの右フックを見せるも、エドワーズは前蹴りで距離を取り、再び左ミドルを入れる。と、続くホールマンの右ミドルの際に左手の指がエドワーズの右目を触り、一時試合が中断する。再開後、左フックから前に出たホールマンに左ローを蹴り込むエドワーズ。ホールマンはシングルレッグを仕掛け足を引抜かれた直後にフックを振るうが、これは空振りに。
ホールマンは2度目のシングルレッグでバックに回ると、正面に回り込む。エドワーズは左エルボーからアッパーを入れて離れると、左ミドルをここで蹴り込む。馬力に任せてパンチから前に出るホールマンは、ヒザ蹴りでバランスを崩したエドワーズからトップを奪取する。足を抜きながらパンチを落すホールマンは、シングルで立ち上がろうとしたエドワーズにもう一度尻餅をつかせる。エドワーズはスイッチからバックに回りスタンドへ、打撃の精度の高さでそのエドワーズが初回を取ったか。
2R、ホールマンは右ミドルからヒザ蹴りを見せたところで、再びエドワーズが指が入ったとアピールし、注意が与えられる。減点はなく試合は再開され、ホールマンはシングルレッグへ。防いだエドワーズがエルボーをヒットする。左ミドルを蹴られたホールマンが、今度は指が入ったとアピール。エドワーズの指が真っ直ぐ伸びて、ホールマンに向かっていくスローが流れ、観客のブーイングが止む。再開後、スタンドでバックに回ったホールマンが、離れ際にヒザを後方から放つ。ミドルから右ハイで前に出て、シングルレッグに出たホールマンをエドワーズがケージに押し込み、右ハイからパンチを入れ逆にバックへ。
シングルフックから左へ崩そうとするエドワーズは、ケージを蹴るもすっぽ抜け下になってしまう。残り2分、ガードを取ったエドワーズにエルボーを連打するホールマン、やや90度気味のヒジもある。右足を抜いたホールマンがバックに回り込む。キャンバスが真っ赤に染まり、エドワーズの前頭部がパックリと開いている。動きが落ちたエドワーズ、ケージ際にガードを取りエルボー&パンチを受ける。スタンドに戻ることができないエドワーズは、ヒザを受けながら立ち上がるも、右エルボーを被弾。ヒザ蹴りで攻め込まれたエドワーズは、このラウンドを明確に失った。
最終回、疲れが表情に出ているエドワーズはシングルを懸命にかわすも、ヒザをボディに受ける。左ヒザを返したエドワーズ、ホールマンもヒザを入れて組みついていく。シングルを切ったエドワーズだが、動きはやはり重く後手後手に回る。ついにハイクロッチでテイクダウンを許したエドワーズは、亀になり後方からの打撃を受ける。エドワーズはスイッチを試みるが、潰され背中をベタッとマットにつけてしまう。エドワーズの動きに合わせて、バックに回ったホールマンは、RNCに入るとエドワーズは即タップした。ベラトールで活躍するマルチン・ヘルドに続き、ポーランドから極め系ファイターが台頭してきた。