【It’s Showtime】サワー辛勝延長V グリゴリアン大善戦
<トーナメント準々決勝/3分3R>
アンディ・サワー(オランダ)
Def.延長判定4-1
ハルート・グリゴリアン(ベルギー)
ペトロシアンの負傷により、トーナメントの優勝候補筆頭に浮上したサワー。対するグリゴリアンは、昨年のK-1MAX欧州予選でブルーノ・カルバルホ、アンソニー・ケインを倒して決勝へ進出したこともある強豪だ。
1R、グリゴリアンが様子を伺うサワーに左ローキックからコーナーに詰めてパンチ連打。続いてプレッシャーをかけてワンツーパンチからボディパンチ、首相撲からヒザ蹴りと優位に立つ。
なかなか反撃の糸口が掴めないサワーにグリゴリアンは左ローキックからアッパー、首相撲と畳み掛ける。カウンターでローキックを放つサワーだがグリゴリアンに押される展開。なんとか左ハイキックを出したところで1Rが終了した。
2R、互いにパンチとローキックを繰り出す。グリゴリアンが前蹴りで距離を離すが、サワーも細かいジャブで詰めて首相撲からヒザ蹴り。打ち合いではグリゴリアンも負けず、パンチの連打でやり返す。
グリゴリアンが左ストレートと左ローキックを繰り出すも、サワーがしっかりブロックして2Rを終えた。
最終回、サワーがカウンターのボディパンチやヒザ蹴りで攻め込む。続けてパンチを繰り出し、プレッシャーをかける。
グリゴリアンも左アッパーを突き刺すが、サワーも直後に左ハイキックでやり返し、さらに左ローキックで盛り返し、3Rを終えた。判定で決着がつかず延長ラウンドへ。
右ローキックを放つサワーの足をキャッチしたグリゴリアンがスリップさせる。さらに右アッパーからヒザ蹴りとコンビネーションを見せる。
サワーも細かいパンチでつないで首相撲からヒザ蹴りを放つ。パンチの打ち合いではサワーもグリゴリアン、ともに一歩も引かず。延長ラウンドが終了して判定に持ち込まれるとサワーに軍配。準決勝でキシェンコとの対戦が決定した。