【It’s Showtime】キシェンコ、最強へ順調なKO発進
<トーナメント準々決勝/3分3R>
アルトゥール・キシェンコ(ウクライナ)
Def.3R by KO
ガーゴ・ドラゴ(オランダ)
今年の3月6日のアムステルダム大会以来の再戦となったキシェンコVSドラゴの因縁の一戦がトーナメント準々決勝で実現した。
1R、キシェンコがワンツーで揺さぶりをかける。さらにコーナーに詰めてボディへ左フックから右ストレート、首相撲からヒザ蹴りでドラゴに手を出させない。
ワンツーパンチでロープまで追い込み、左ミドルキックで追い込むキシェンコ。苦しいドラゴもカウンターのパンチから右ハイキックを繰り出したが、これは空を切った。キシェンコもハイキックを振り抜いたところで初回を終えた。
2R、ドラゴがパンチで懐に飛び込むが有効打には至らず。キシェンコがボディへのフックから細かいジャブで攻めていく。ドラゴも左ミドルキックでやり返すが、すぐさまキシェンコの首相撲からのヒザ蹴りに動きが止まってしまった。
余裕のキシェンコがパンチを連打し、離れ際のドラゴに左ミドルキックを繰り出し、ここで2Rが終了。
最終回、キシェンコがワンツーからヒザ蹴り、さらに右フックを連打し、ドラゴからダウンを奪う。一度は起き上がったドラゴにキシェンコがパンチ連打で襲い掛かり、ドラゴから2度目のダウンを奪って、レフェリーが試合をストップ。キシェンコがドラゴを再び完封して、準決勝に進出した。