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【ROC37】再生タウセロビュチス、フェザー級王者に

2011.09.10

<ROCフェザー級選手権試合/5分3R>
デヴィダス・タウセロビュチス(リトアニア)
Def.2R2分24秒 by リアネイキドチョーク
ロニー・ロジャース(米国)

いきなり右ローを放ったタウセロビュチス、ロジャースもミドルを返していく。続けてハイやローを見せるロジャースだが、蹴りのスピードはタウセロビュチスと比べるといかにもスローモーションだ。

打撃で勝負するかと思われたタウセロビュチスだったが、すぐにダブルレッグへ。ロジャースはギロチンで応えるも、首を引き抜いたタウセロビュチスがパスガードに成功する。右エルボーを落とすタウセロビュチスが、マウントへ。上体を起こしたロジャースが、シングルレッグに出ると、今度はタウセロビュチスが引き込むようにギロチンを見せる。


ギロチンを逃げられたタウセロビュチスは、執拗に首に手をやると、腰を切って腕十字へ。分かりやすい動きを察知したロジャースは、パウンドからパスを狙う。ギロチンを仕掛けられたロジャースが上体を起こすと、タウセロビュチスはすかさず足を入れ、ガードに戻す。

立ち上がったロジャースだが、タウセロビュチスはシングルからダブルを仕掛け、再びテイクダウンを奪うと最後はマウントで初回を戦い終える。

2R、サウスポーの構えからサイドキックを見せたタウセロビュチス。左ローでロジャースを崩し、左ハイにつなげる。

ロジャースが前に出てくるところで、シングルレッグから抱え上げてテイクダウンに成功したタウセロビュチスは、そのままサイドへ。首に手を回すロジャースに構わず、ハーフからパウンドを落としていく。下からの蹴り上げを見せたロジャースが、すくっと立ち上がり、試合はスタンドへ戻る。

すぐに組みついたタウセロビュチスが、ロジャースをドライブ。ケージに押し込むも、態勢を入れかえられてしまう。スイッチからバックに回り、テイクダウンしたタウセロビュチスが、そのままバックを制し、足をフックする。

立ち上がったロジャースが、前方にタウセロビュチスを落とそうとするも、背中を伸ばされてしまう。仰向けになったロジャースにタウセロビュチスが、リアネイキドチョークを仕掛ける。直後にロジャースがタップし、タウセロビュチスが昨年10月以来の復帰戦でROCフェザー級王座を獲得した。

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