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【UFC132】シンプソンがタヴァレス攻略

<ミドル級/5分3R>
アーロン・シンプソン(米国)
Def.判定3-0:30-27、30-27、30-27
ブラッド・タヴァレス(米国)

タヴァレスの左ミドルに、右を合わせてそのまま組みついたシンプソン。ケージにタヴァレスを押し込んで、ヒザを腿に入れていく。右を差して、左アッパーを突き上げるシンプソンに対して、その左手首を掴んで抵抗するタヴァレス。懸命に腰をコントロールしてテイクダウンを狙うシンプソンだが、タヴァレスもケージを使って許さない。

右を差し返えさせないシンプソンだったが、レフェリーがここでブレイクを命じる。残り2分となり、オクタゴン中央に戻ると、タヴァレスの右フックがヒット。すかさず組みついてケージにタヴァレスを押し込むが、序盤と同じように右ワキを差してアッパーを入れ、テイクダウンを仕掛ける展開へ。

胸を合わせたタヴァレスだが、右ワキを差されておりそのままニーを受ける。残り10秒となり首相撲からヒザを入れたタヴァレスは終了間際にシンプソンが捨て身のようなテイクダウンを仕掛け初回が終了した。


2R、右ローから低い姿勢で前に出てきたシンプソンに対し、右を打ち込んだタヴァレス。必死に組みついたシンプソンが、バックへと回り込む。胸を合わせケージレスリングの展開が続く。体勢を入れ替えたタヴァレスは、シングルからダブルに切り替え、シンプソンをケージに押し込んでいく。

首相撲からヒザを入れたシンプソンだが、タヴァレスにダブルレッグで持ち上げられて、スラムのようなテイクダウンをされてしまう。すぐに立ち上がったシンプソンは、首を極めながらバックにトップを奪い返すと、がぶりから再びケージレスリングの攻防に。シンプソンは首相撲からエルボーを叩き込み、タヴァレスをケージに押し込み続けたが、結局、クリーンテイクダウンを奪うことはできず、2Rを闘い終えた。

最終回、左右のフックを振るいながら前に出たシンプソンが再び組みつく。ケージに押し込まれる展開が続くタヴァレスは、頭を押しり込んで距離を取り直す。必死に組み続けるシンプソンに対し、小手を決めて投げを打つが、結局、ケージに押し込まれてしまう。崩しからバックに回り込もうとするシンプソンに対して耐えるタヴァレス。

力の入った展開が続き、ついにタヴァレスが右ヒザをキャンバスにつける。バックに回り込んだシンプソン。タヴァレスが立ち上がると、足をかけてフックを狙う。タヴァレスは胸を合わせるが、そこから先の展開に持ち込むことはできない。

残り1分、シンプソンのダブルレッグを切ったタヴァレスだが、ケージに押し込まれて展開からは抜け出せない。残り30秒となりレフェリーがブレイクを命じる。ケージ中央に戻った両者。シンプソンが右を振るいつつ、組みついてついにテイクダウンに成功する。

一度は背中をつけたタヴァレスだが、すぐに腹這いになって立ちあがるも、パンチを打ち込む距離を作ることはできずに、試合が終了。結果、フルマークでシンプソンがタヴァレスを下した。

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