【KNOCK OUT68】ボディへのヒザ蹴りでペースを握った平岡。山田を4-1判定で下して涙の戴冠
【写真】「挑戦することに年齢制限なんてない」――そのとおり!!(C)MATSUNAO KOKUBO
<KNOCK OUT-BLACK女子アトム級選手権試合/3分3R>
平岡琴(日本)
Def.4-1:29-27.29-28.28-27.28-27.27-29.
山田真子(日本)
平岡がプレスを掛けると、山田が左右に回って右ロー。至近距離では左右パンチを振って距離を取る。平岡のワンツーをかわして左ボディからワンツーを返す。距離が近づくとクリンチ→プッシュ。平岡は追い続けてローとミドルを放つも、山田は蹴りを捌いてロー&右ストレートを繰り出して離れた。パンチの交錯では山田のディフェンス能力が高く、さらに山田が左を当てる。平岡はボディヒザ、右ショートも入れる。クリンチが多く、レフェリーが両者に注意を与えた。山田が至近距離でパンチをまとめ、左前蹴りを突き刺して初回を終えた。
2R、やはり平岡が距離を詰めていくが、山田がショートレンジでパンチの回転で上回る。左フックを当てると右に回り、右スーパーマンパンチ、右カウンターを平岡の顔面に突き刺していく。両者にホールディングの警告が出たあと山田の左フックを受けて平岡の動きが止まる。さらに右ストレートの追撃で平岡をフラつかせる山田。しかし平岡のボディヒザがヒットし始め、左ヒザを被弾した山田が前のめりに倒れる。
ダウンとはならなかったが、再開後もパンチの連打で攻める山田に対し、平岡は左ボディヒザで対抗していく。ダメージがあるのか至近距離でパンチの回転が落ちた山田は、ボディにヒザとミドルを受けて止まる場面も見られた。
最終回、ショートレンジの打ち合いは山田のパンチ×平岡のヒザ&蹴りの勝負に。山田が距離を取ると、平岡は左ハイを伸ばす。ラウンド半分が過ぎると、平岡の右ストレートが山田の顔面を捉え始めた。山田には消耗が見られる。クリンチに来た山田に対し、平岡はボディへヒザを突き刺した。レフェリーがホールディングに対してイエローカードを提示。再開後、山田は打ち合いに持ち込むが、平岡も距離ができると右スピニングバックキックを入れる。残り20秒で平岡がボディへのヒザを当てると、山田もパンチを出し続けて試合を終えた。
裁定は4-1で平岡が山田から王座を奪取。ベルトを巻いた平岡は涙を流して声を詰まらせながら「最高の気分です! ベルトに縁のない人生なのかな、と思った時もああったんですけど、諦めなくて良かったです。皆さんのおかげです、本当にありがとうございます! 挑戦することに年齢制限なんてないことを証明していきます」と、最後は笑顔で語った。














