【ONE TIC23】22歳、アリーフ・ソー・デチャパンが42歳サムエーを最終回にKO。プランチャイと対面
<ONEムエタイ世界ストロー級暫定王座決定戦/3分5R>
アリーフ・ソー・デチャパン(マレーシア)
Def.5R1分09秒by KO
サムエー・ガイヤーンハーダオ(タイ)
42歳のサムエーと、22歳のアリーフの暫定世界戦。正規王者プランチャイ・PKセンチャイムエタイジムがリングサイドで見守るなか、アリーフが右ミドルを蹴る。サムエーは左インローを蹴り、左ミドルを入れる。身長&リーチで大きく上回るアリーフが、ステップインからスピニングバックキックを狙う。
さらに右ミドルからエルボーを2発入れ、サムエーは自らのハイキックでバランスを崩し、尻餅をつく。立ち上がったサムエーもヒジを振るうが、サイズの差を生かしたアリーフが踏み込んでワンツーをヒット。蹴り足をキャッチされたサムエーは左を放って初回が終わった。
2R、アリーフがまず右ミドルを蹴り、サムエーも左ミドル、左ハイを返す。アリーフはサムエーのハイをかわして、後方から右を当てるとカウンターの左を打ち込む。サムエーは軸足払いを狙い、続いて左ミドルを蹴り込む。インローを入れたサムエーはジャブを被弾しても、距離を詰めていく。それをアリーフがヒジで迎え撃った。
3R、まずサムエーが左ミドルを決める。アリーフの圧に、ハイを蹴りながら後方にバランスを崩したサムエーは首相撲でエルボーを連続で打たれる。左ミドルに左フックをカウンターで合わせたアリーフが、右エルボーをヒットさせる。サムエーは前進を続けるものの、蹴りをキャッチされてエルボーを打ち込まれた。
4R、観客を煽ったアリーフは左ハイをかわして、右ミドルを飛び跳ねるように蹴っていく。アリーフはスピニングバックキックを腹にいれ、サムエーの左の蹴りをキャッチしてワンツーを打っていくが距離が合わない。サムエーは左ミドルをキャッチされた状態で左ストレートを届かせる。アリーフ・チャントのなか、ロープを背負ったサムエーはカウンター狙いになかなか手を出すことができない。レフェリーが両者にアクションを促し、サムエーは押し込んで姿勢を乱しながらハイを狙った。
最終回、ラウンド開始毎にコーナーに祈りを捧げたサムエーは、蹴りに右を合わされそうになる。距離を詰めてワンツーのアリーフが、跳びヒザを狙う。
ミドルに左フックを合わされることが多いサムエーは、ついにその蹴りに右ストレートを打たれダウンを取られる。すぐに立ち上がったサムエーだが、右ハイから右ストレートを打ち抜かれる。サムエーが後方に崩れ落ち勝負が決した。
「全てのマレーシアのファン、信じてくれてありがとう。全てのラウンドでトライをした。このベルトは父に捧げたい」と話した暫定王者は、5万ドルのボーナス獲得にも「アルマムドゥッリラー(アッラーに感謝する)。ボーナスもありがとう」と涼しい笑顔のままだった。
「アリーム、暫定ベルト獲得おめでとう。そして怪我が長引いて申し訳ない」というプランチャイに対し、アリームは「このフェイスオフが、次につながることを望んでいる」とコメントした。



















