【TUF13】公開計量終了、対照的なグイダとペティス
6月4日(土・現地時間)、米国ネバダ州ラスベガスのザ・パールで開催される、The Ultimate Fighter Finale「TEAM LESNAR vs TEAM DOS」、その公開計量が大会前日の3日(金・同)同所で行われた。
今大会では、米SpikeTVで放映されたリアリティ・ショー=ジ・アルティメット・ファイターのシーズン13でウェルター級サバイバルレースを勝ち抜いたラムジー・ニジェム×トニー・ファーガソンによる決勝戦をメインに、WEC最後のライト級王者アンソニー・ペティスが待望のUFCデビューを迎え、UFCが誇るアンストッパブル・ファイター=クレイ・グイダと激突するなど、今後のウェルター&ライト級戦線を占う上でも重要な試合が並ぶ。
その他にも、ここからが本当のサバイバルマッチとなるTUFシーズン13勢のUFC本戦デビューや、2009年8月のアーロン・シンプソン戦で左ヒザを負傷し、約2年振りに復帰を果たすエド・ハーマン、WEC最後のイベントで、ドミニク・クルーズが持つバンタム級王座挑戦に敗れるも、今大会でUFCデビュー&再起戦に臨むスコット・ヨルゲンセンの出場も見逃せないだろう。
計量では、全11試合22名が問題なくパス。メインのニジェムとファーガソンはともに緊張した面持ちを垣間見せたが、セミでは、駆け上がるようにステージに登場したグイダがファンを煽り、終始ステップを踏みながら忙しなく衣類を脱ぎ計量を行ったのに対し、ペティスは物静かな立ち振る舞いながらも、スケール上でカッと目を見開くなど、それぞれが対象的に闘志を感じさせた。
■TUF13 FINALE 計量結果
<ウェルター級/5分3R>
ラムジー・ニジェム:170ポンド(77.11キロ)
トニー・ファーガソン:169ポンド(76.65キロ)
<ライト級/5分3R>
クレイ・グイダ:155ポンド(70.3キロ)
アンソニー・ペティス:155ポンド(70.3キロ)
<ミドル級/5分3R>
エド・ハーマン:186ポンド(84.36キロ)
ティム・クレデュアー:185ポンド(83.91キロ)
<ライトヘビー級/5分3R>
カイル・キングスベリー:206ポンド(93.44キロ)
ファビオ・マルドナド:203ポンド(92.07キロ)
<ウェルター級/5分3R>
チャック・オニール:170ポンド(77.11キロ)
クリス・コープ:170ポンド(77.11キロ)
<ライト級/5分3R>
ジェレミー・スティーブンス:156ポンド(70.76キロ)
ダニー・ドウンズ:155ポンド(70.3キロ)
<フェザー級/5分3R>
ジョシュ・グリスピ:145ポンド(65.77キロ)
ジョージ・ループ:146ポンド(66.22キロ)
<ウェルター級/5分3R>
ライアン・マクギリブレイ:169ポンド(76.65キロ)
シャーマー・ベイリー:171ポンド(77.56キロ)
<ウェルター/5分3R>
クレイ・ハービソン:171ポンド(77.56キロ)
ジャスティン・エドワーズ:170ポンド(77.11キロ)
<バンタム級/5分3R>
スコット・ヨルゲンセン:135ポンド(61.23キロ)
ケン・ストーン:136ポンド(61.68キロ)
<バンタム級/5分3R>
ルーベン・デュラン:136ポンド(61.68キロ)
フランシスコ・リベラ:136ポンド(61.68キロ)