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【TUF13】フィナーレ進出は、ニジェム×ファーガソン

2011.06.03

Bailey4日(土・現地時間)にラスベガスのザ・パールで行われるThe Ultimate Fighter season 13 Finale。ウェルター級14名のサバイバルウォーに勝ち残った2名、ラムジー・ニジェムとトニー・ファーガソンが、その決勝の舞台に立つ。

【写真】プレリミ出場のTUF13組、シャーマー・ベイリー。これからがMMA人生本番を迎える (C)ESTHER LIN/STRIKEFORCE

UFC131で対戦予定だったブロック・レスナーとジュニオール・ドスサントスというヘビー級コーチ対決は、レスナーの体調不良により、シーズン13の放送中に中止が発表されたが、フィナーレにはチーム・サントスからニジェム、チーム・レスナーからファーガソンがそれぞれ生き残った。

ユタ州のローカル大会しか経験していない、レスリングをバックグラウンドに持つパレスチナ系米国人のニジェム。一見、細身のディエゴ・サンチェス風でもある彼の持ち味は、そのアグレッシブさにある。パンチの連打から、組みついていくMMAの王道まっしぐらのスタイルの持ち主は、抜群の攻撃力と引き換えに、ディフェンスが疎かになる嫌いもある。


一方のファーガソンはジョン・フィッチのような体型で、ダン・ヘンダーソンを思わせるやや体を傾けた独特の構えから、巧みなヘッドスリップやダッキングを駆使。ここぞという場面で距離を詰めてスナップの効いた左フックや、伸びる右ストレートを打ち込む。

レスナーは「運動神経の良さで、ファーガソンが優勝する」と自軍のファイターの勝利を予想すれば、ドスサントスは「ラムジーのような良いヤツは、こういうときに勝つもの」とやや根拠のないコメントを残している。キャリア4勝1敗のニジェムと、10勝2敗のファーガソン、シーズン中の動きも見ても、レスナーの言うようにファーガソンに分があるフィナーレだ。

ただし、ファーガソンは遠距離で多用する左ロー、この攻撃を仕掛ける際に、両方のガードが下がるという癖がある。そのタイミングでニジェムの畳み掛けるようなパンチがヒットすれば、一気に試合の流れは彼に傾くだろう。

この他、シーズン13出演者ではメインカードに準決勝敗退同士、チャック・オニールとクリス・コープ戦が組まれ、プレリミナリーでもクレイ・ハービソン、ライアン・マクビリバリー、シャーマー・ベイリーらが出場することになった。

マクビリブレイとベイリーは直接対決となるが、チーム・ドスサントスのセレクト1位、全体でも2位だったベイリーは、既にストライクフォース・チャレンジャーズでショータイム・ファイトも経験しており、場馴れという点で、初めて米国での公式戦出場となるマクビリブレイを上回ることが予想されるが果たして……。

最近ではUFCでの戦いがあまりにも高度になり、なかなか結果を残すことができない金の卵たちだが、シーズン13で生き残った彼らも、これからが本当の戦いに挑むことになる。

■TUF13 FINALE対戦カード

<ウェルター級/5分3R>
ラムジー・ニジェム(米国)
トニー・ファーガソン(米国)

<ライト級/5分3R>
クレイ・グイダ(米国)
アンソニー・ペティス(米国)

<ミドル級/5分3R>
エド・ハーマン(米国)
ティム・クレデュアー(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
カイル・キングスベリー(米国)
ファビオ・マルドナド(ブラジル)

<ウェルター級/5分3R>
チャック・オニール(米国)
クリス・コープ(米国)

<ライト級/5分3R>
ジェレミー・スティーブンス(米国)
ダニー・ドウンズ(米国)

<フェザー級/5分3R>
ジョシュ・グリスピ(米国)
ジョージ・ループ(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ライアン・マクギリブレイ(カナダ)
シャーマー・ベイリー(米国)

<ウェルター/5分3R>
クレイ・ハービソン(米国)
ジャスティン・エドワーズ(米国)

<バンタム級/5分3R>
スコット・ヨルゲンセン(米国)
ケン・ストーン(米国)

<バンタム級/5分3R>
ルーベン・デュラン(米国)
フランシスコ・リベラ(米国)

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