【BFC45】シーズン4フィナーレ、決勝への意気込み
21日(土・現地時間)にルイジアナ州レイクチャールズノオーベルジュ・ドゥ・ラックリゾーで、ついにシーズン4フィナーレを迎えるベラトールFC。ウェルター級はジェイ・ヒエロン、ライト級はマイケル・チャンドラーがトーナメントを制しているが、今回のBFC45ではフェザー級とライトヘビー級2階級で決勝が行われる。
決勝以外にもシーズン5ミドル級トーナメント選抜戦のカール・アモゾー×サム・アルヴェリー戦や、ローカルフィーチャーバウトに出場する二人のブラジル人ファイター=ルイス・サントス、そしてリアリティ・ファイティング・ライト級王者ヘネ・ナサレにも注目が集まるが、ここでは決勝戦で戦うファイターたちの抱負をまとめてみた(要約)。
まずはトーナメント決勝=BFC世界ライトヘビー級王座決定戦に出場するリチャード・ヘイルから。
リチャード・ヘイル
「ムプンブはどんな展開でも戦える。ただし、重さが違うし、スピードも違う。準決勝のリンダーマン戦は体が重すぎた。今回はベストの体重で戦う。殴り勝って王座に就きたいけど、テイクダウンからサブミッションを極めることになるだろう。
ムプンブはかなり早く、試合を終えることになる。5分×5R戦うつもりはない。試合開始直後からペースをあげて戦い続けるので、彼はそれを打開することもできない。この試合は世界戦だ、その意味をムプンブに教えることになる」
パトリシオ・フレイレ
「ダニエルはとても強くて、爆発力のあり、動きが落ちないファイターだよ。でも、心配はしていない。この試合のために練習してきた。それが僕の仕事だから。彼のレスリングも、気にしていないよ。強いレスラーだけど、純粋なレスラーじゃない。だきるだけの準備はしてきた。
3試合連続でKO勝ちできればいいんだけど、勝ち方にはこだわっていない。そして、どんな勝ち方でも構わない。ただ、試合後に手を上げられることを望んでいる。ダニエルと戦うことよりも、そのあとにジョー・ウォーレン戦が控えていることの方がモチベーションになる。タフなリベンジ戦になるけど、その前にダニエルのことを考えないとね。
チャンピオンになるために生まれてきた。そのために毎日、練習してきた。遅かれ早かれそうなる。その欲望を持つことは、ごく自然だ。僕はブラジル人であり、絶対に諦めない」
ダニエル・ストラウス
「パトリシオはタフだけど、俺ほどじゃない。穴がある。ヤツは俺のAクラスの戦いに敗れることになる。最高の戦いでヤツに勝つ。この試合は、俺のキャリアにとても大切なものになるだろう。何をすべきかは分かっている。
俺のことを信じていないヤツが多いけど、そいつらが間違っていたことを証明してやる。KOか一本で勝ちたい。レスリングで勝つ。ヤツが俺のテイクダウンを止めることができなければ、あるいは俺をテイクダウンできないと、とんでもない事態になる。俺のやりたいことを止めることができないと、それはヤツがすべき試合ができていないということになる」
■BFC45 主な対戦の計量結果
<ライトヘビー級決勝/5分5R>
リチャード・ヘイル:204.4ポンド(92.71 キロ)
クリスチャン・ムプンブ:199.4 ポンド(90.45キロ)
<フェザー級トーナメント決勝/5分3R>
ダニエル・ストラウス:145ポンド(65.77 キロ)
パトリシオ・フレイレ:145.8ポンド( 66.13 キロ)
<ミドル級/5分3R>
カール・アモゾー:185ポンド( 83.91 キロ)
サム・アルヴェリー:184.6ポンド(83.73 キロ)
<ウェルター級/5分3R>
ルイス・サッポ:171ポンド(77.56 キロ)
ニコラエ・カリー:171ポンド(77.56キロ)
※ライト級、ヘネ・ナサレとケルヴィン・ハックニーは当日計量に