【It’s Showtime】カラケス出場へ、85キロ世界戦の行方
21日(土・現地時間)にオランダのアムステルダム、ザ・サンドで開催されるIt’s Showtime。その計量が、20日(金・同)に行われ、試合出場が危惧されていたヘスティ・カラケスも姿を現し、キャップを被りジーンズとシャツを着用したまま計量を済ませた。
カラケスにメインを譲った世界戦は、It’s Showtime85キロ級王座決定戦だ。メルヴィン・マヌーフが返上したベルトを賭けて戦うのは、アミール・ゼヤダとシャーク・パルパーリャンの両者だ。アルメニア系ベルギー人のパルパーリャンは、3月26日のベルギー大会で95キロ・キャッチウェイトマッチに出場し、マルコ・ウリガーを判定で下している。
今回は階級を落とし、85キロ級タイトルを狙うことになった。カラケスと同じエジプト系オランダ人のアミール・ゼヤダは、所属ジムも同じドージョーチャクリキだ。ニックネームは、そのままスフィンクス。タイロン・スポーンをTKOで下したこともあり、27歳の新星に大きな期待がかかる。
ソチ大会が流れたロシアから、3月のベルギー大会に続き、エウゲニー・ウロスコイが出場する。そのベルギー大会では、アンドレ・グリゴリアンを巧妙なスイッチからの攻めで圧倒している。ギガ・チカズは、一発を持った選手。ヒザ蹴りの打点が高く、右パンチも強い。回転系のトリッキーな技を得意とすると思いきや、オーソドックスにジャブからのローキックで攻めることもある軟鋼自在のチカズ。70キロ級らしいテクニカルな攻防が見られそうだ。
■It’s Showtime主な対戦カード
<ヘビー級/3分3R>
クリス・ノーウェルス(英国)
ヘスディ・カラケス(オランダ)
<70キロ級/3分3R>
ロビン・ファン・ロスマーレン(オランダ)
モハメド・カマル(オランダ
<It’s Showtime85キロ世界選手権試合/3分5R>
アミール・ゼヤダ(オランダ)
シャーク・パルパーリャン(ベルギー)
<70キロ級/3分3R>
ハフィド・エル・ボウスタティ(オランダ)
モハメド・メダル(オランダ)
<65kgキロ/3分3R>
ロベルト・ファン・ニーウゲン(オランダ)
フランク・パレデス・ウィルチェス(オランダ)
<70キロ級/3分3R>
エウゲニー・ウロスコイ(ロシア)
ギガ・チカズ(オランダ)
<85キロ級/3分3R>
ローラン・アトリフィ(フランス)
ヤソン・ウィルニス(オランダ)