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【PFL2026#02】ダブルレッグで金網に押し込まれたヴァン・スティーニスが、ヒジの連打でエドワーズをKO

2026.03.21

【写真】来週のピッツバーグ大会は前王者エブレン×ブライアン・バトル、ダルトン・ロスタ×インパ・カサンガネイというミドル級の試合が組まれている。ヴァン・スティーニスへの挑戦権を得るのは誰になるのか(C)PFL

<PFL世界ミドル級選手権試合/5分5R>
カステロ・ヴァン・スティーニス(スペイン)
Def.3R1分48秒by KO
ファビアン・エドワーズ(英国)

5年半前に一度対戦経験のある両者。その時はヴァン・スティーニスがスプリット判定勝ちを収めている。PFLのタイトルを賭けた再戦は、サウスポーのエドワーズに対し、まずヴァン・スティーニスが右インローを蹴る。ミドル級を超えた体躯を持つチャンピオンはインローを続け、エドワーズも左インローを蹴り返す。インローから左右のフックを振るったエドワーズに対し、ヴァン・スティーニスは組んでケージに押し込む。両ワキを差したヴァン・スティーニスだが、テイクダウンは奪えず間合いを取り直す。

エドワーズがインローを蹴り、ヴァン・スティーニスがガードの上からハイキックを繰り出す。さらにワンツーで右を当てたチャンピオンは、インローでエドワーズのバランスを崩させる。左を伸ばしてダブルレッグに出たエドワーズ。ヴァン・スティーニスがケージを背にして肩口にエルボーを落とし、頭を抱える。エドワーズはヒザを太腿に入れ、頭を抜いて離れる。左ミドルから左ストレートを伸ばして再度ダブルレッグを狙ったエドワーズだが、ギロチンに取られ自ら背中をつける。ハーフで抑えたヴァン・スティーニスが一瞬、肩固めを狙った。

2R、右ハイに続く左ローでエドワーズは尻餅をつかされる。すぐに立ち上がり、パンチを見せて組んだエドワーズがケージにヴァン・スティーニスを押し込む。左腕を差し返した王者は離れたエドワーズに右ハイを狙うがスリップして下になるも、ケージまで移動してスクランブル。ここでバックを制したエドワーズは、前方に落とされながらキムラを仕掛ける。

腕を抜いたヴァン・スティーニスが逆にバックを制し、ワンフックから寝技に持ち込む。エドワーズはグローブ掴みを注意され、ヴァン・スティーニスが後方から右のパンチを入れる。絞めを狙いつつ勢いのあるパンチを入れるチャンピオン。

再びグローブ掴みを指摘されたエドワーズは殴られながら、正対してシングルレッグを取ろうとする。スプロールして防いだヴァン・スティーニスだが、ペルヴィアンネクタイがすっぽ抜け、最後の10秒は打撃戦で劣勢となった。

3R、エドワーズが左インローを蹴り、ヴァン・スティーニスが左リードから右ミドルを蹴る。距離を詰めた挑戦者が左ハイ後にダブルレッグ。がぶったヴァン・スティーニスがハイエルボーギロチンを仕掛ける。エドワーズは頭を抜いて縦ヒジを入れ、ダブルレッグへ。ケージに押し込まれたヴァン・スティーニスが、左のショート・エルボーをこめかみ付近に連打する。エドワーズの体から力が抜けて、腰が落ちる。そしてクラッチが解けたところで、レフェリーが試合を止めた。

「スペイン万歳。6年前に戦った時、彼のことが嫌いだった。でも、今回は世界のベストの1人として尊敬して戦った。世界のトップの2人が今夜、戦ったんだ。来週、ミドル級の試合がたくさん組まれているけど、僕がこの団体の――世界のベスト・ミドル級ファイターだ」と初防衛に成功したヴァン・スティーニスは話した。


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