【LFA219】DWCS第1週をこき下ろしたマブリュダフが、減量失敗。全く動けずTKO負けで初黒星
<157ポンド契約/5分3R>
デドリック・サンダース(米国)
Def.3R2分36秒by TKO
ジャマル・マブリュダフ(ロシア)
7週間前のLFA214で初回KO勝ちを収め、低調に終わったコンテンダーシリーズ第1週をこき下ろしたマブリュダフ。そのコンテンダーシリーズ最終週直前に、再びLFAのケージに。対戦相手サンダースはPFLで1勝1敗だが、マブリュダフの計量失敗でキャッチウェイト戦に。
サウスポーのサンダースに対し、軽く右の蹴りを見せたマブリュダフは左でステップインしてきたサンダースに左を合わせ、直後にもう一度左を当ててダウンを奪う。ダブルレッグで出たサンダースは、ジャンピングギロチンのマブリュダフを抱えた状態が続くが、グラウンドに持ち込むことなく技が解かれるのを待つ。着地したマブリュダフは内股を仕掛け、これを耐えたサンダースが左を当てるとダブルレッグでテイクダウンを決める。
ニーシールドのマブリュダフは立ち上がったサンダースに足関節。すぐに察知して反転したサンダースがガードの中に収まる。マブリュダフは腰を切って腕十字へ。ヒザを胸に置いて耐えようとするサンダースから逃れたマブリュダフは、腕十字も諦める。前回の試合と比べて動きにキレのないマブリュダフは、ここでもハーフからヒールフックへ。サンダースは体を起こしてパンチし解除を試みる。足を抜いてパスをしつつ鉄槌を落としたサンダースが初回を取った。
2R、圧を掛けられたマブリュダフがヒザも当たりは浅い。逆にヒザを繰り出したサンダースが、クリンチでケージに押し込む。ボディロックで押されただけで、体重もかけられないのに下になったマブリュダフ……とにかく動きが悪い。立ち上がったところでワンツーを被弾すると、時間は残り3分を切りマブリュダフはキャリア最長の試合タイムに。
既にガスアウト状態のマブリュダフは、ダーティーボクシングで削られると首を抱えられヒザを突き上げられる。そのまま引き倒されたマブリュダフは、亀でボディを殴られ引き込む。マブリュダフはハーフガードもエルボーを被弾し、鉄槌を被弾。残り20秒でヒザ十字狙いも、正座で耐えたサンダースがパンチを連打してこの回も取った。
最終回、マブリュダフが左前蹴りからインローも左フックに真っすぐ下がる。ケージ前から左に回って逃れたマブリュダフだが、頭を振って前に出るサンダースがボディ、左ロングフック、さらにエルボーを入れてクリンチへ。がぶられヒザを受けたマブリュダフは、引き込んでパンチを連打される。再度で両ヒザとういたサンダースが左を打ち続ける。シングルレッグを着られたマブリュダフはハーフで左右のヒジを打ち落とされ、ついにレフェリーが試合を止めた。
35歳のご当地ファイターが勝ち名乗りを受ける間、ヒザをついて頭を抱えてしまったマブリュダフはキャリア7戦目で初黒星となった。