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【SHOOTO GIG TOKYO#39】スクランブルにどうアクセントをつけるか。メインでジェイクと川北が激突

【写真】Thta is 通好み。しつこさのなかの一瞬の機転が勝敗を左右する。リングというのも、どういう影響があるのか。楽しみな一戦だ(C)MMAPLANET

11日(土)東京都新宿区の新宿FACEにて、プロフェッショナル修斗公式戦SHOOTO GIG TOKYO Vol.39が開催される。今大会ではジェイク・ムラタ×川北晏生をメインイベントに、全10試合が組まれている。
text by Takumi Nakamura


今年3度目となる新宿FACE大会のメインイベントはジェイク・ムラタと川北晏生の一戦がマッチメイクされた。2014年にパンクラスでプロデビューし、様々な舞台を渡り歩いてきたジェイク。2020年以降はパンクラスとファイティング・ネクサスでキャリアを重ね、2024年11月から修斗に定期参戦し、3戦連続での修斗参戦となる。

対する川北はパンクラス・修斗でキャリアを積み、直近5試合のうち4試合は修斗、1試合はBREAKTHROUGH COMBATで戦ってきた。ジェイクが2連勝で今回の試合を迎えたのに対し、川北は2連敗中と両者が置かれた立場は対照的だ。

ただしファイトスタイルという面では両者は同タイプといえるだろう。ジェイクも川北も一発でクリーンテイクダウンして攻めるというよりも、スタンドの攻防のなかでクリンチや組むきっかけを作って、そこからスクランブルやしつこいテイクダウンでトップコントロールを狙うスタイルだ。対戦相手によってファイトスタイルを変えるタイプではないだけに、この試合でもスクランブルの攻防が長くなる試合が予想される。

そのなかでどう差をつけるか。ジェイクは前回3月の新井拓巳戦ではサイドポジション→上四方から仕掛けたキムラロックで一本勝ちし、川北は前々回=昨年12月のBREAKTHROUGH COMBATでの吉野光戦では四つ組みからのヒジをヒットさせ、吉野の左目尻をざっくりと切り裂いている。サブミッションのアプローチや組み際での打撃など、スクランブルの攻防のなかでどうアクセントをつける攻撃を繰り出すかが、この一戦のキーポイントになるだろう。

■視聴方法
10月11日(土)
午後6時00分~ ツイキャスPPV

■SHOOTO GIG TOKYO#39 対戦カード

<バンタム級/5分3R>
ジェイク・ムラタ(日本)
川北晏生(日本)

<バンタム級/5分3R>
平川智也(日本)
青井心ニ(日本)

<ライト級/5分3R>
結城大樹(日本)
後藤 亮(日本)

<フェザー級/5分3R>
島村 裕(日本)
ネイン・デイネッシュ(インド)

<ストロー級/5分2R>
金内サイダー雄哉(日本)
友利幸汰(日本)

<2025年度新人王Tミドル級1回戦/5分2R>
松宮陸生(日本)
高橋宙斗(日本)

<2025年度新人王Tバンタム級準決勝/5分2R>
有松ともあき(日本)
福元大貴(日本)

<2025年度新人王Tストロー級準決勝/5分2R>
加藤皓己(日本)
緑 真作(日本)

<バンタム級/5分2R>
松下祐介(日本)
菊西拓馬(日本)

<ライト級/5分2R>
井口雅仁(日本)
澤江優侍(日本)

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