【Shooto2025#07】田上こゆるが右ボディ→左フックで山上幹臣にTKO勝利。世界ストロー級王座を初防衛
【写真】序盤はなかなか距離感が合わなかった田上だが、組みの攻防を経てのスタンドで鮮やかな一撃を決めた(C)MMAPLANET
<修斗世界ストロー級選手権試合/5分5R>
[王者]田上こゆる(日本)
Def.1R3分42秒 by TKO
[挑戦者]山上幹臣(日本)
サウスポーの山上に対し、田上はオーソドックスに構えて前後にステップしてインローを蹴る。山上の右ロー、左の前蹴りとインローを返す。田上は上体を左右に振ってジャブからインローを蹴るが空振り。山上もインローを返してプレッシャーをかける。
田上は細かくジャブを見せて構えをスイッチする。山上はすかさず左カーフを蹴ると田上が転倒。立ち上がった田上はオーソドックスに構えてインローと右ミドル、山上もインローを蹴って前に出る。田上は右ハイ、山上は前に出て左ミドルを蹴る。田上が右ヒザを見せると、山上がそれに合わせて組んで田上をケージに押し込む。
山上は田上の右足にシングルレッグに入り、田上の両足を束ねて寝かせようとする。田上はケージに体を預けつつ右ヒジを落として立ち上がる。試合がスタンドに戻ると田上はインロー。山上が左ストレートを返すと、田上が右ボディストレートから左フックを返す。これが山上の顔面を打ち抜き、山上がそのままケージまで後退。田上は山上の倒れ際にヒザを蹴ると、そのままパウンドをまとめてレフェリーが試合をストップした。
TKO勝利で追うぜ防衛を果たした田上は「今日は自分の応援団、山上選手の応援団もたくさんいて、いい緊張感を持って試合が出来ました。ありがとうございます。自分はまだまだ上を目指すし、修斗のベルトの価値もストロー級の価値も上げます。もっと先を目指して頑張ります」とコメントした。