【Black Combat CL02#13】急所へのヒザ蹴りでイエロー受けるも、服部柊斗がマジョリティ判定勝利
【写真】メタル・リーのリングネームを持つ服部。ロックより硬いということか(c) GYO DUK LEE
<フライ級/5分3R>
服部柊斗(日本)
Def.2-0:29-27.29-27.28-28
キム・ミンウ(韓国)
服部はまず左ローを蹴る、左ミドル。左右のパンチの応酬後、キム・ミンウが組んでケージに服部を押し込む。支えつり込み足気味にテイクダウンを奪った服部は、即バックに回る。立ち上がったキム・ミンウからボディトライアングルを取ると、RNCの機会を伺う。服部は右で殴り、その右腕で絞めを狙う。
キム・ミンウが暴れると、着地した服部は自ら後方に倒れ込む、キム・ミンウはスクランブルで立ち上がり、胸を合わせてケージに押し込む。ここも服部は足払いでテイクダウンをとりにいく。耐えたキム・ミンウが離れ服部は右カーフを継続的に入れるが、自らの前蹴りでスリップし、ハーフガードを強いられた時間を迎えた。
2R、左を伸ばした服部が、左腕を差して崩す。起き上がったキム・ミンウに対し、首相撲でヒザを突き刺した服部はケージに押し込まれると、払い腰を仕掛けて離れる。カーフにフックを合わせていくキム・ミンウが右ミドル。キム・ミンウのスイッチにも、インローを蹴る服部は組まれても逆にボディロックテイクダウンへ。スクランブルになっても首相撲でヒザを入れた服部だったが、ケージに押し込まれた状態での右ヒザが急所に入り試合が中断される。
再開後、すぐに組みに来るキム・ミンウのボディにヒザを突き刺した服部は、ハーフを続ける。キム・ミンウのワンツーに、服部がダブルレッグを仕掛けるも踏み込みが甘い。切られてバックを譲りそうになった服部は、剥がしてスタンドに戻りヒザをボディに見舞う。キム・ミンウは蹴り足をキャッチするが、倒しきれない。と、左ボディフックを打ったキム・ミンウが、アイポークがあったとブレイクを要求する。リスタート後、カーフから右オーバーハンドのキム・ミンウに右を返し、右ハイ、左フック&テンカオの服部が、足を使うキム・ミンウに右を伸ばす。キム・ミンウも右オーバーハンドからパンチを纏め、服部が優勢のラウンドが終わった。
最終回、服部はボディストレートを見せ、跳びヒザへ。キャッチにかかったキム・ミンウがボディロックでケージに押し込む。ここで服部は首相撲からヒザを狙うと、これも急所に当たったとキム・ミンウがうずくまる。ヒザ頭ではなかったようだが、服部はイエローカードを受ける。再開後、服部は右ハイから右の追い突き、ミドルを蹴るとキム・ミンウの蹴り足をキャッチして軸足払いでテイクダウン。パス狙いからバック奪取、四の字フックに取りRNCへ。初回のスタンドでの攻防では絞めを逃げ切ったキム・ミンウが、ここも手堅い防御を続ける。
懸命に暴れるキム・ミンウをパームトゥパーム、極まらないと見るとパンチを打つ服部は、マウントを移行してパウンドを落とす。背中を再び見せたキム・ミンウは、必死に胸を合わせに行く。スタンドを選択した服部は、逆転を賭けるキム・ミンウとの打ち合いに応じる。するとキム・ミンウが手を止めて、跳びヒザに。苦も無くかわした服部が、イエローの影響もあったが2-0で2勝目を挙げ「グラップリングをしたかったのですが、相手が強かったです。もっと強くなって戻ってきます」と話した。