【BFC】フェザー級トーナメントに期待のラーキン参戦
出場8名が決定した、3月5日に開幕となるベラトールFCシーズン4ウェルター級トーナメント。MTV2にウィークリー・プログラムとして中継される同シリーズで、ウェルター級に続きフェザー級のトーナメントが行われることが、24日(月・同)に正式アナウンス、翌25日(火・同)には二人のファイターの出場が発表された。
【写真】エリック・ラーキン。キャリア3戦のグリーンボーイは、相当高いポテンシャルを秘めている (C) BFC
まず一番手で参戦が確認されたのが、ジェイ・ラーキン。アリゾナ州立大時代にレスリングでオールアメリカンを4度獲得し、06~07年シーズンでは149ポンドでNCAAディヴィジョン1のナショナル王者となっている。チームメイトのCB・ダラウェーやライアン・ベイダーに触発され、サンデビルの異名を持つ同大レスリングクラブのコーチを辞し、MMAファイターとしての成功を目指すこととなった。
■「蹴っても凄いんです。ラーキン、ベラトール・デビュー戦」
・2010年9月9日、マーカス・アンドルシア
ベラトールFC28では見事な左ハイでダウンを奪い、起き上がってきたところでギロチンを極め、マーカス・アンドルシアを秒殺で下している。
この時はライト級で戦ったが、フェザー級転向を明言しており、ラーキンのシーズン4出場が決まった。レスリング時代の盟友の活躍を挙げるまでもなく、北米MMA戦いの軸はレスリングにあり、いかに打撃や柔術と融合させていけるか。キャリア3戦3勝のラーキンは、トーナメント本命でありながらルーキーでもあるダブル・ブランドの持ち主、注目の存在だ。
また、ラーキンに続き、25日にトーナメント出場がアナウンスされたのは、チーム・クエスト所属のザック・ジョージ。キャリア20勝3敗1NCの彼は、「ベラトールFCは才能のあるファイター、そして良いレコードの持ち主、自分に似たハングリーな選手が集まっている。このトーナメントに勝った時、世界が僕のモノになる」と、意欲的な言葉を発している。
ジョー・ウォーレンの王座挑戦権を賭けた8人制トーナメント、他の出場選手の発表も非常に楽しみだ。