【写真】日本でタワンチャイをKOして暫定王座に就いた野杁。その野杁と日本大会での統一戦をアピールした正規王者のスーパーボン。このビッグカードが日本で実現なるか？(C)ONE

ONE Championshipからのプレスリリースにて、今年2度目となる日本大会＝2025年11月16日（日）有明アリーナ「ONE173」の開催が発表された。
text by Takumi Nakamura

今年3月にさいたまスーパーアリーナで行われた「ONE172」ではONEキックボクシング世界フェザー級暫定王者・野杁正明、ONE世界フライ級(※61.2キロ)王者・若松佑弥という2人の王者が誕生。今回はナンバーシリーズとしては2大会連続での日本開催となり、会場は2024年1月に武尊がスーパーレック・キアットモー9と激闘を繰り広げた有明アリーナとなる。

今回のプレスリリースでは会場日時・場所のみの発表となったが、日本でのナンバーシリーズ開催となれば、前回同様に主要日本人ファイターが参戦することになるだろう。

先月のONE FF109ではONEキックボクシング世界フェザー級の正規王者であるスーパーボン・シンハ・マウィンが野杁に対して「日本でタイトルマッチをやろう」と日本での統一戦をアピールしており、スーパーボン×野杁というビッグカード実現の可能性もある。

立ち技では前回の日本大会でロッタン・ジットムアンノンにKO負けを喫した武尊の復帰戦など、前回に続いてオールスターに近いメンバーが揃うか。またMMAでは若松の防衛戦を含め、MMAそのものの枠が何試合ほど用意されるか。大会まで残り5カ月、今後の動向を注目したい。

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