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【LFA209】メインはジララ✕エンヒッキ、ウェルター級&フライ級のプロスペクト対決、ベルトソに注目

【写真】高原の楽園で、拳を交えるジララとエンヒッキ(C)LFA

24日(土・現地時間)、ブラジルはシャパーラ・ドス・ギマリャエスにあるマライ・マンソ・リゾーチ・ヤチ・コンベンション&スパでLFA209「De Lara vs Henrique」が開催される。
text by Manabu Takashima

2021年から始まったLFAブラジル大会は、22度目のイベントで初めてマットグロッソ州に上陸を果たす。州都クイアバから90キロほど離れたギマリャエス高原、マンソ湖畔にあるリゾート。ゴルフコースやヘリポート、マリーナを備えたある意味別世界がその舞台となる。そんな同大会のメインはフェザー級のイングレッソン・ジララとブルーノ・エンヒッキのマッチアップだ。


昨年7月のLFA187、ブラジル✕ラテンアメリカ対抗戦でプロモーションデビューを飾ったジララは、その後セントリオンFCでライト級王座を獲得。戦績を10勝1敗として、LFAに戻ってくる。

元テコンドー・ブラジル代表のジララに対するエンヒッキはキャリア18勝4敗で現在7連勝中、アイアンマンMMAフェザー級タイトルホルダーでもある。修斗ブラジルでも勝利するなどKO勝ちが9試合、一本勝ちが5試合というフィニッシャーは今回がLFA初陣となる。

この他、6試合組まれたメインカードではコメインのウェルター級でブラジル✕アルゼンチンの国際戦が組まれている。10勝1敗のジョゼイルトン・サントス=ブラジルと、13勝0敗のカルロス・ペトロツェラ=アルゼンチンという永遠のライバル国対決の行方はLFAウェルター級戦線に影響を与えることは間違いないだろう。

加えてフライ級戦、10勝1敗のパウロ・ダ・シウバ✕9勝2敗のウゴ・パイヴァ戦にも注目したい。ウゴはこれまでLFAでは1勝2敗。22歳のヤングプロスペクト、ダ・シウバはモットグロッソのローカルプロモーションであるコルンバFCとパラナグアFCのフライ級王者で力試しの一戦となる。

なおメインカードの第1試合ではIMMAF世界王者からLFAでキャリアを積むアリーサ・ベルトソがプロ転向後、6連勝を賭けてサマラ・サントスと戦う。アマでは16勝1敗、プロアマを通して19連勝中のベルトソは、LFA女子ストロー級王者ラニ・シウバへの挑戦に向け、三浦彩佳とも対戦経験のあるONEべランを相手に一大デモンストレーションファイトとしたいベルトソだ。

■視聴方法(予定)
5月25日(日・日本時間)
午前9時00分~UFC FIGHT PASS

■メイン対戦カード

<フェザー級/5分3R>
イングレッソン・ジララ(ブラジル)
ブルーノ・エンヒッキ(ブラジル)

<ウェルター級/5分3R>
ジョゼイルトン・サントス(ブラジル)
カルロス・ペトロツェラ(アルゼンチン)

<ライト級/5分3R>
フアン・パブロ・ヴィエイラ(ブラジル)
カルロス・カバウカンチ(ブラジル)

<フライ級/5分3R>
ウゴ・パイヴァ(ブラジル)
パウロ・シウバ(ブラジル)

<ウェルター級/5分3R>
ヘジナルド・ジュニオル(ブラジル)
ジルベルト・ソウザ(ブラジル)

<女子ストロー級/5分3R>
アリーサ・ベルトソ(ブラジル)
サマ

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